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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

人工海水と海から汲んできた海水

海水魚を飼育していく上で水変えが必ず必要になってきます。
水変えの回数は水槽の大きさにより違ってきますが最低でも月に1回はしなければいけません。

小型水槽ですと最低でも7日から10日に1回は水変えの必要があります。

この水変えですが海水魚の飼育をしていく上で一番重要な作業であり一番面倒な作業でもあります。
海の近くに住んでいる方で人工海水ではなく海の水を汲んできて水変えをする方がいますが、海から汲んできた水を利用するのはあまりオススメできません。

透明度があり、物凄く綺麗な海であれば別ですけど、日本近海の海水はあまり綺麗とはいえません。
海水魚の飼育として使えないこともありませんが、一番心配なことは病気です。

自然の海水には多くの雑菌が湧いています。
雑菌も豊富ですがその分バクテリアや魚に必要な栄養分も豊富です。
ですが、水槽内にいれてしまうと雑菌が多くて水槽内の濾過では浄化されにくく、菌が飼育している魚についてしまい病気になる可能性が高くなります。

人工海水は高いですが安全のためにも海の水を直接使うことは辞めて人工海水を使用することをオススメいたします。

人工海水も少量で購入すると高いですが、最近は500リッター用の人工海水としてまとめて販売されていたりしてお買い得の人工海水が数多くあります。

人工海水のメーカーによって含まれている栄養分などが書かれていますが、どの人工海水でも安全に使用することができます。

よく、人工海水で袋に栄養分が記載されており、他の会社の人工海水より優れていることを書いていたりしていますが、人工海水で海水魚の飼育が大きく変化することは、まずありえません。
強いて言うのであれば人工海水を選ぶ時に重視する点は人工海水が水に溶けやすいかどうかというところです。
人工海水は水に溶けやすいものを選ぶのが一番です。

新規立ち上げのときはあまり人工海水にこだわりはしなくてもみずを貯めてから比重などの調整をゆっくりすることができましたが、水変えとなると人工海水は水に良くとけてくれる物を選ぶようにしましょう。

バケツなどであらかじめ人工海水を作っておき、比重計で比重を計ってから同じ比重であれば水槽に水をいれていきましょう。
このときに水に溶けやすい人工海水だと全体的に広がっていき、水槽の底に潮がのこることがありませんので安心して水変えができます。

また、人工海水には多くのミネラルや栄養分が入っていますので水に溶けやすいものを使用していると健康的な飼育水となっていきます。
水に溶けにくい人工海水ですと水槽の底に塩分が残ってから比重計に狂いがでてきたりする原因にもなりますので少々お金が掛かりますが、できるだけ水に溶けやすい人工海水の購入をオススメいたします。


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