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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

ソハールサージョンフィッシュの飼育

海水魚ショップでは多くの国から輸入されてきている海水魚が販売されております。
中でも紅海産の海水魚はとても模様が綺麗な魚が多く、滅多に輸入されてくることがありませんので海水魚ファンにも人気があります。
その紅海に生息する海水魚で海水魚の飼育者が一度は飼ってみたいと思う方が多い魚がソハールサージョンフィッシュです。

ソハールサージョンフィッシュはハギの仲間です。
群青色と白の細い縞模様が特徴でとても綺麗な魚です。
性質は比較的に荒っぽい魚が多いですが、ハギ類同士の混泳でなければ同等のサイズかソハールサージョンフィッシュより大きい魚とであれば混泳は可能です。

基本的に自然界では甲殻類や小魚、海藻を食べており、雑食傾向です。
飼育する場合は人口餌に餌付けるのに少々時間がかかる個体もいますが多くのソハールサージョンフィッシュは食欲旺盛ですので人口餌に慣れる個体が多いと思います。
ソハールサージョンフィッシュは比較的病気には強いので飼育しやすい魚です。
ヤッコ水槽の混泳にソハールサージョンフィッシュを入れるととても綺麗な水槽になります。
ソハールサージョンフィッシュは紅海に生息しているため若干塩分濃度を濃いめにしてあげた方が本来の色彩が出てきます。
海水魚全体にもいえますが、塩分濃度は濃いめの方が魚の本来の色が綺麗に出やすいです。
しかし、白点病などの病気の原因となる菌も増殖しやすくなるので注意は必要です。

ソハールサージョンフィッシュの飼育環境は水温は23℃から28℃と幅広く適応できます。
よく泳ぎ回る魚ですので飼育する水槽は120cm以上は用意した方がよいでしょう。
ソハールサージョンフィッシュの入荷してくる平均的なサイズは10cm前後のものが多くいますが、自然界では30cmから50cmぐらいまで成長しますので飼育下でも20cmから30cmぐらいまでは育つと考えて大き目の水槽で飼育してあげましょう。

ソハールサージョンフィッシュのように良く泳ぎ回る魚は水槽が狭いとストレスになり食欲がなくなることもあります。
ハギ類は食欲が落ちるとすぐに痩せてしまいます。
痩せ始めると中々餌を食べることはありませんので高確率で死んでしまいます。

ですのでストレスを軽減させるためにも120㎝水槽で混泳魚も少なめにして飼育することをお勧めします。

夏場の高温には比較的海水魚の中では強いですが、あまり高温が続きすぎると弱ってきますので水槽用クーラーは用意しておいた方が良いでしょう。
設定温度は26度ぐらいでよいと思います。
極端な温度差にはハギ類は弱いのでクーラーとヒータで1年を通じて水温を一定させることが長期飼育のポイントとなります。


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