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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

ライブロックのメンテナンス

海水魚の飼育をしていく中で水槽内のレイアウトで必ずと言っていいほど使用するレイアウト素材はライブロックだと思います。
海水魚を長期飼育していく中で、水槽についた苔などはスポンジで拭いたりして取りますが、ライブロックに付いた苔などはどうすれば良いでしょうか?
飼育している魚にもよりますが、苔を良く食べてくれる魚もいますのでライブロックの苔は、苔をよくとってくれる魚や貝に任せてもいいですが、海水魚では残念ながら淡水魚で苔取りの代表するプレコのような魚はいません。
ですのでライブロックの苔が増えてきた場合は掃除をしてあげないといけません。

このライブロックのメンテナンスですが、ライブロックは水槽内では重要な役割をしております。
ただ、単にレイアウト素材だけではありません。
ライブロックはバクテリアの住家となって水質の安定に貢献しています。
このライブロックを水槽から取り出すだけでもバクテリアが減少して水質の変化が微妙に出てきます。
このライブロックを綺麗に洗うためには、まず、ライブロックをとりだしてから水道水でざっと洗い流します。
そして歯ブラシや亀の子タワシを利用してライブロックを洗います。
歯ブラシが隅々綺麗に磨けるのでお勧めです。
ライブロックを磨き終わたら、飼育水にそのまま戻しても別にいいですが、できれば一日真水に浸けておいてください。
一日つけておくと、虫などが綺麗に死んでしまいますので、汚れも取れて綺麗になります。

一日真水に浸けたライブロックは再度綺麗に水で洗い流します。
これでライブロックは綺麗になりましたので水槽内に戻します。
この時の注意ですが、ライブロックが綺麗にはなりましたが、ライブロックに付いていたバクテリアも綺麗にいなくなっていますので飼育水のなかではバクテリアが減少しています。
ですので、ライブロックのメンテナンスを行ってから最低でも10日間は濾過漕の清掃や飼育水の水替えをしては駄目です。

水替えや濾過漕の掃除をしてしまうとバクテリアが更に減少してしまいますので飼育している魚たちが最悪の場合死に至る場合もあります。

ライブロックのメンテナンスは飼育水槽にライブロックが少なければ一度に全部のライブロックを掃除してもいいですが、もし多くのライブロックを入れているようでしたら、2回ぐらいに分けてからライブロックのメンテナンスをする方が飼育水のバランスが崩れないのでお勧めです。
ライブロックはレイアウトだけではなく、飼育水にも重要な役割がありますのでメンテナンスは念入りに慎重に行うようにしましょう。


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