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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

オオモンハゲブダイの飼育

南国の海では綺麗な海水魚とサンゴが多くいます。
そして南国の海の砂浜を見ると、普通の砂浜より白くて綺麗な砂浜のところが多くあります。
この白くて綺麗な砂の多くはオオモンハゲブダイがサンゴなどを餌にして食べたあとの糞です。
オオモンハゲブダイ以外にもサンゴを主食としているブダイやベラの種類は多く生息しております。
その中でもレモンブダイとアオブダイとオオモンハゲブダイはサンゴを主食としている魚で有名です。

このサンゴを餌にしているオオモンハゲブダイですが、とても歯が強いため水槽内で飼育する場合にはヒーターやエアーホースなどが紙きれられないように注意が必要です。
オオモンハゲブダイから好んでコードをかむことはありませんが、餌を水槽内で食べるときに一緒に噛んでしまうアクシデントが稀にあります。
オオモンハゲブダイを飼育する場合はヒーターのコードなどにはスパイラルチューブなどを巻いてコードを保護するようにしましょう。

オオモンハゲブダイを始めとするサンゴを食べる魚の飼育難易度は結構高めで上級者向きの魚です。
オオモンハゲブダイは性格は温和で混泳も比較的どの魚とも相性がよく、飼育水槽が大きければストレスなども与えることなく飼育は可能です。
しかし、サンゴを食べる魚は他の海水魚に比べると多くのカルシウムを必要とします。
サンゴにはとても多くのカルシウムがふくまれており、栄養分も豊富なため、中々、人口餌ではサンゴを食べている魚の栄養分を賄うことが難しいです。
オオモンハゲブダイを飼育していくには餌はできるだけ種類を増やしてから、乾燥エビなども交えてから人口餌に餌付かせるようにしてください。
一度に多くの餌を食べることはしませんので、餌のやり過ぎには注意が必要です。

またオオモンハゲブダイはライブロックなども噛みついてから削り落としていきます。
ですのでライブロックが白くなっていくこともありますので、上質の紫がかったライブロックはあまり入れないようにしておいた方がいいでしょう。

飼育環境は比較的暑さには強い魚で28℃ぐらいまでの水温では飼育が可能です。
オオモンハゲブダイは寒さには弱いため23℃を飼育水の下限として飼育するようにしましょう。

またオオモンハゲブダイは夜寝る時に岩陰などにかくれてから、口から膜を出して自分自身を膜で覆うようにしてから囲みます。
外敵から守るために自分に幕を張ってから寝るので飼育環境ではオオモンハゲブダイが入れるスペースの隙間をライブロックなどで作っておいてあげると良いでしょう。
飼育下でも膜を張って寝ますので観察しているととても面白い魚ですよ。


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