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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

ミニ水槽で飼育するときは

海水魚の飼育で小型水槽といえば60cmから90cm水槽を主に言いますが、ミニ水槽という表現で表す水槽も多数ございます。
海水魚の場合は淡水魚と違い、海水での飼育となるためバクテリアが安定するまでは淡水に比べると時間がかかります。
淡水魚の場合は約1週間ほどでバクテリアが安定しだすと言われておりますが、海水魚の場合は最低でも1か月はバクテリアが安定するまで時間がかかるといわれております。
もちろん環境により時間が短縮されたり、長くなったりしますが、一般的な時間は淡水魚1週間、海水魚は1か月ぐらいとなっております。

海水魚の飼育でお部屋の片隅にインテリア感覚で置きたいと思う方がミニ水槽を設置しようと検討されるかたが、最近では増えてきているようです。
淡水魚の飼育ではグッピーなど超小型種がいたり、ベタなどコップで飼育できるような魚もたくさんいますが、海水魚では中々、小さい水槽で飼育できる魚はいないためミニ水槽での飼育はあまりお勧めはできません。
ミニ水槽がお勧めできない理由は何点かあります。

まずは海水魚の飼育ではバクテリアを安定させるのが普通の水槽でも難しいので小型水槽になると、濾過の容量不足や、水質汚染の問題が出てきます。

次に、海水魚の場合は酸素を淡水魚の場合より多く取り入れる必要があり、エアーレーションをすると、ミニ水槽では潮垂れが多くなり水槽全面が潮で汚れてきます。

次に、海水魚は淡水魚に比べて高温や低温による極端な水温変化に弱いということです。

海水の量がミニ水槽ではどうしても少なくなるため、真夏と真冬ではエアコンを室内でいれているときとエアコンを入れていない時では水温の差が激しく出てしまいます。

水温の変化が極端に多かったり、不安定だと、すぐに白点病などの病気になってしまいます。

ミニ水槽では海水魚ショップの方もあまり海水魚の飼育ではお勧めしませんが、どうしてもミニ水槽で飼育されたい方は、ミニ水槽の中でもできるだけ深さ(高さ)がある水槽を選びましょう。
そしてミニ水槽につけれる濾過は容量がしれているため砂利などで水質がよくなるものが多く売られていますので併用して設置するようにしましょう。

あと、ミニ水槽で飼育する際には観賞目的と思いますので、照明をつけると思いますが、照明は蛍光灯、メタハラなどは熱を多く持ちますので、最近流行のLEDタイプのものを使用するようにして下さい。
そして飼育する魚ですが、魚ではクマノミなどスズメダイ類が比較的強いため30cmから40cmぐらいの水槽であれば3匹程度までなら何とか飼育は可能です。
ですが、長期飼育は難しいものと頭にいれてから大切に飼育してあげるようにしてください。


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