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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

ヘコアユの飼育

海水魚ショップのサンゴ水槽でよく縦に上下に泳いでいる魚を見かけることがあると思いますが、ヘコアユという魚です。
このヘコアユですが、名前にアユと付いていますので川魚の鮎と関係がある種類と思いがちですが全く関係のない魚です。
ヘコアユはヨウジウオと近い関係にある魚で、常時逆立ちして泳いでいます。
口元も細長くてとても特徴がある魚で海水魚飼育者からも人気がとても高い魚です。

このヘコアユですが、とてもおとなしい魚ということもあり、他の魚との混泳は全くと言っていいほどできないです。
ヘコアユがデリケートな面もあり他の魚がヘコアユに突いたりしない場合でも、ヘコアユはストレスとなることが多くて拒食となり死んでしまうことが多くあります。
ですので、ヘコアユを飼育されている方はサンゴ水槽での飼育をしている方が多くいらっしゃいます。

ヘコアユは水温の変化にも弱い魚で特に高水温には弱い傾向があります。
まずは水槽用のクーラーは必須です。
あと、水槽の大きさですが小型水槽でも十分しいくは可能ですが、縦に泳ぎますので深さがある水槽を選びましょう。
よく、スズメダイなどの小型の魚と一緒に混泳をしている方もいますが、まず、ヘコアユが長生きすることはありませんので避けるようにしてください。
ヘコアユの肝心な餌ですが人口餌にはなかなか餌付くことが難しく、冷凍ブラインシュリンプなどを与えるとよいでしょう。
元々、自然界でもヘコアユはプランクトン食性ですので、飼育している水槽にプランクトンが適度に発生しているようであれば、餌は自然に任せることができますが、なかなかプランクトンを管理することは難しいですので冷凍ブラインシュリンプを2、3日に1回程度与えるようにしましょう。

ヘコアユは海水魚ショップでの取り扱いも多くありますので比較的入手も用意ですのでヘコアユだけの水槽を作ってみるのも楽しいかもしれません。
タツノオトシゴの飼育向けに販売されているすいそうが縦長のものが多く販売されておりますので、深さが深い水槽でヘコアユの群れをつくって 飼育するととても綺麗に見えると思います。

ヘコアユは単独で飼育していると綺麗に見えることもなく、地味ですが、群れで飼育するとヘコアユの地味な魚も綺麗に見えるものです。

海水魚の飼育の楽しみ方は色々工夫次第で変わってきますが、どの魚も特徴を理解して混泳などで目立つ魚や単独飼育でも目立つ魚と多くいます。
こういうヘコアユのような地味な魚を1匹飼うことで海水魚の飼育の奥深さがわかってくると思います。


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