海水魚を飼育されている方の多くは海外から輸入されてきている色鮮やかな海水魚を飼育されている方が多いでしょう。
色鮮やかな海水魚もいいですが、大型魚で人慣れする海水魚も可愛くてとても楽しいですよ。

海外や沖縄では大型魚で有名な海水魚でナポレオンフィッシュと呼ばれている海水魚がいます。
メガネモチウオと別名がありますがこのナポレオンフィッシュのオスが老成すると見事なコブが出てきてとても貫禄があり、多くの水族館でも飼育されている魚です。

日本にもナポレオンフィッシュに負けないぐらいとても貫禄があり、オデコのコブが発達する海水魚がいます。
コブダイといいます。

このコブダイは日本海中心に生息しており、とても大きく成長する魚で大型魚として有名です。
食用魚ともなっておりますが、とても人に慣れる賢い魚であるため飼育している方も多くいらっしゃいます。
成長すると1メートル近くになり、体高もありますので大型水槽での飼育が必須となります。
コブダイは大きくなればなるほどオスの場合はコブが出てきますので小さい水槽だとある程度の大きさで成長が止まりますのでコブがあまり出なくなります。
基本的には180cm水槽での飼育がオススメです。
なつかせるためにペット感覚で飼育するのであれば180cm水槽で単独飼育をしてください。
餌の時間も覚えて飼い主にとても良くなれて可愛い魚です。

飼育環境ですが、コブダイは暑さに弱いため夏場の水槽用クーラーは必需品です。
理想の水温は16℃から23℃ぐらいまでの間で飼育ができると理想です。
高くでも25℃以上には絶対にしないようにしましょう。

コブダイはオデコも発達していますが歯もとても発達しております。
この発達したアゴはとても強くサザエやウニを噛み砕く力もありますので水槽内にはヒーターを置かずに濾過槽に置くようにしておきましょう。
もし上部式濾過や外部式濾過のようにオーバーフロー以外の濾過をされる方は必ずコードの保護をしておきましょう。

コブダイの色は赤色ですが観賞魚向けのような鮮やかさはありませんが、とても人に慣れる海水魚です。
コブダイの入手は海水魚ショップでは難しいため、通販サイトなどで探して販売しているショップをお探しすることをオススメします。

水槽内ではライブロックなどを置いてあげるのが理想の環境ですが、力がとても強いためにライブロックを動かし、水槽内に傷を与えてしまうこともありますので、水槽内には底に砂を敷く程度でライブロックなどは置かずに遊泳スペースを広く取っておくほうが良いでしょう。

⇒おすすめアクアリウム用品通販サイト
⇒海水魚の臭い対策！お部屋が生臭い時にやる事！