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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

サクラダイの飼育

鑑賞向けの海水魚は海外産の輸入物が多くいますが、日本を代表する海水魚で鑑賞向けの魚もいます。
ハナダイの仲間でサクラダイという海水魚です。
サクラダイは海外の方からも人気がある魚ですが、海外の海水魚に比べると飼育がとても難しくて飼育難易度は上級です。
上級者向けという理由は、水温管理と水質管理がとてもシビアです。

まず、サクラダイは生息場所は日本の海に生息していますが、水深がとても深い場所に生息しております。
ですので水温は低いです。

飼育環境でも水温は16℃以下厳守です。
16℃を超えてしまうと長期飼育は不可能な魚ですので温度管理は重要になってきます。

サクラダイはハナダイの仲間でありますのでサクラダイも生まれたての時は全てがメスです。
成長と共にオスへと性転換するサクラダイがいます。
しかし、オスは少なく、メスの方が多くいます。
基本的に群れで行動します。
サクラダイを販売している海水魚ショップは極端に少なく、ショップで販売していてもとても高い値段で販売されております。

サクラダイは基本的に、自然下のものを採取しますが、採取したときの水温が16℃を超えている場合も水槽内での飼育は難しいでしょう。
一度16℃以上の水温の場所に出してしまうと人間でいうと全身ヤケドみたいな感じになって弱ってしまうようです。

水質も同じです。
Phの変化に弱いため飼育水槽に入れるときは水あわせを長時間かけて行うようにしましょう。
サクラダイは何とも表現できない美しい魚ですが、混泳はハナダイの種類で低温飼育が可能なもののみで飼育するようにしましょう。
サクラダイはあまり大きくなる魚でもないので90cm水槽で飼育が可能です。
1匹~3匹程度だと、60cm水槽でも飼育できないことはありませんが、水換えの頻度が水槽が小さいと多くなります。

120cm水槽で群れで飼育したい方もいらっしゃると思いますが、家庭向けの水槽用クーラーでは120cm水槽用で冷却すると16℃以下は難しいため容量を大きいクーラを準備する必要があります。

家庭での飼育での理想は60cm水槽に120cm水槽向けのクーラーを使用することで16℃以下がキープできますので60cm水槽で少数飼いをされることをオススメします。

また、白点病にはかかりにくい魚ですが、もし白点病になってしまったら、薬は使用せずに淡水欲で治療してみましょう。

サクラダイはあまり、薬には強くありませんので白点病などは厄介な病気になります。

日本にも海水魚を代表する美しい魚が生息していますので一度は飼育してみたいものです。


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