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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

オニダルマオコゼの飼育

毎年、鹿児島、沖縄の岩礁の浅瀬の海でオニダルマオコゼを誤って踏んでしまい、救急車で運ばれることが夏場の海水浴シーズンに多く発生しております。
オニダルマオコゼは背ビレにとても強いトゲがあり毒性も強いため致命傷になる場合もあります。
このオニダルマオコゼの背びれはブーツを履いていてもトゲを突き抜けるほど頑丈です。

このオニダルマオコゼですが海水浴先では嫌がられる魚ですが、海水魚の飼育する種類としてはとても人気のある魚です。

海水魚の飼育は色鮮やかなスズメダイやチョウチョウウオやヤッコ類が代表的に飼育されている方が多いですが、海水魚マニアにはオニダルマオコゼはとても人気があります。
入荷は小さい10cm前後のサイズが中心ですが、稀に30cmから40cmの大型固体の入荷もあります。
飼育をしていても水槽内ではあまり泳ぐことがありませんので、派手な魚が好きな方には向きませんが、カエルアンコウやボロカサゴのように待ち伏せタイプの海水魚好きにはたまらない魚です。

餌はクリルなどの人工餌に餌付くことはあまりなく、活き餌中心になります。
基本的に自分の口に入る魚は全て食べられてしまいますので混泳には注意が必要です。
活き餌はモエビやイサザアミを中心に与えていればいいと思いますが、季節的に入荷がないときなどもありますので、ハゼの稚魚など海水魚の稚魚が海水魚ショップで販売されていますのでエビの入荷がないときは稚魚を与えると良いでしょう。
たまに、小赤をあげると良いと書かれていることがありますが、賛否両論で小赤は消化に悪いと言われていることもあり、海水魚の肉食魚で丸呑みする魚には向かないようです。

しかし、小赤が海水でもある程度生きていますので1匹ずつ与えている方もおられます。

後、餌は釣具屋に売っている青虫やゴカイも食べますので、少量ずつ水槽内に入れておいても良いと思います。
但し、虫の場合はライブロックに入り込んでいきますので与えすぎないようにしてください。
ライブロック内を住処にして虫が増えていく可能性もあります。

オニダルマオコゼの飼育環境ですが、基本的には単独飼育か、オコゼ類との混泳が基本です。
水槽内のレイアウトはライブロックで複雑に組み込んであげましょう。

ライブロックに同化するような感じでオニダルマオコゼは隠れますので遠くから見ていると岩しかない水槽にも見えてしまいます。

飼育水温は23℃から25℃が理想ですが28℃ぐらいまでなら適応しております。
あまり、急激な温度変化を与えなければ大丈夫です。
底物も飼育してみると楽しい魚ですので是非挑戦してみてください。


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