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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

飾り珊瑚をレイアウトに使う利点

海水魚の飼育をしていると毎日気になるのが水質と比重ですね。
海水魚の飼育では水質低下や比重の変化で最悪な場合は全滅ということもあります。

この水質の管理は目視ではできないためPh測定器が必要になります。
安いものは5000円から10000円程度で販売されておりますので、Ph測定器は1つぐらいは持っておくようにしておきましょう。

このPh測定器を用いて通常は1週間に1回程度測っておくと安定している水槽はあまり変化はありませんが不安定な水槽は1週間で極端にPhが下がっていることが多くあります。

このPhの低下の原因は、まず、濾過が水量に対して不十分であるということ、もうひとつは濾過バクテリアがきちんと定着しておらず、バクテリアが少なくなり、汚物の分解などがされずに水質が悪化していくことに繋がります。

この水質悪化を避けるための有効的な対処方法が1つあります。
濾過槽の強化もいいですが、水槽内のレイアウトに飾り珊瑚を置いてあげると水槽内のPhを安定させる働きがあります。
この飾り珊瑚とは珊瑚が死んでしまったものを白骨化されたもので、元々は珊瑚として生きていたものです。
よく、珊瑚砂や珊瑚石として売られているものも珊瑚が白骨化した屑です。
この飾り珊瑚の特徴としては、飾り珊瑚を入れておくと水質がアルカリ性となり、phが上がります。
海水はもちろんアルカリ性ですのでphも8.0が理想の海水とされております。

飾り珊瑚は最近は淡水魚を取り扱っているショップでも取り入れているところが多くあり、Phの変化に弱い淡水エイなどのアルカリ性を好む魚にも使用されております。

飾り珊瑚は驚くほど即効性の効き目があり、1日もせずにPhが上がり8.0近くになりますので海水魚の飼育水槽では飾り珊瑚を入れる前にはPhを測定してから入れてください。

稀に海水魚水槽のPhが7.0とかになっていて飾り珊瑚を直接入れてしまうと急激にPhが上がってしまうためPhショックで死んでしまうデリケートな海水魚も多くいますので導入時は注意してください。

海水魚で飾り珊瑚とライブロックを併用してレイアウトをすることにより、とても綺麗な水槽に仕上がります。
また、水質が安定されますので水換えの回数も減っていきます。

但し、1ヶ月間8.0近くPhが安定していた場合は1ヶ月に1度は最低でも水槽の水換えは行うようにしましょう。
Phは8.0であってもアンモニアや亜硝酸がある程度蓄積されているはずですので、1ヶ月に1度は水変えの日を決めておきましょう。


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