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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

コガネシマアジの飼育

海水魚の飼育をしていると群れで魚を飼育することに憧れる方が多くいらっしゃいます。

よく群れで飼育している海水魚で多い種類はスズメダイ類が最も多くお値段も安いため人気もあります。
スズメダイを群れで飼育してしまうとスズメダイの種類は水槽内を泳ぎ回るため、メインとして飼育している大型ヤッコ類などと混泳させるとどうしてもストレスになってしまうため、大型魚の方が病気になってしまいます。

しかし、大型魚に付いて回る習性の群れで行動する海水魚もいます。
コガネシマアジというとても綺麗な魚がいます。
コガネシマアジは名前の通り黄金色ベースで黒い線がはいった縞模様の海水魚でとても綺麗な海水魚です。
この黄金色をした海水魚の群れを作りたいと思う方も多くいらっしゃいますが、基本的にはコガネシマアジは大型魚で最大1mにまでも成長する海水魚です。
コガネシマアジは稚魚が多くショップに入荷していますが多くの海水魚ショップではコガネシマアジが大型魚であることを説明せずに販売するため、知らず知らずのうちに大きくなり飼育しきれなくなったということも多くあります。
コガネシマアジはある程度の大きさで成長が止まる魚ですので180cm水槽ぐらいを用意しておくと十分に飼育が可能です。

コガネシマアジは比較的多くの魚との相性も良いので混泳にも向いています。
しかし、混泳に向いているからといって稚魚のうちに多く飼育しすぎるとあとから後悔することになります。
大型魚になることを考慮して群れにする時も5匹程度にしておくほうが無難です。
5匹程度ですと180cm水槽でもぎりぎり飼育が可能です。

コガネシマアジの飼育環境は高水温に弱いため基本的には水温は23度程度で維持してあげる必要があります。
ですので、真夏の水温対策に水素用クーラーは必須となっております。

また低温にも弱いため冬場の水温対策には水槽用ヒーターは必須です。

基本的にはコガネシマアジは丈夫で餌食いもよいため飼育難易度は易しい海水魚です。
しかし幼魚がとてもきれいなため、つい群れで購入してしまうことがある魚でもありますが大きくなることも考慮してから飼育数を決めるようにしましょう。

基本的には病気にもなりにくい魚ですが稀にはく点描などにかかることもありますので飼育し始めのころは観察を毎日こまめにしておいてください。

海水魚では大型魚の飼育は難しいと記載されていることが多くありますが、コガネシマアジは大型魚の中でも手がかからない魚のためとてもお勧めの海水魚です。

塩分濃度には若干敏感なところもありますので水変え時には塩分濃度を計測しながら調整していきましょう。


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