水族館で海水魚が多くの種類がいますが、どの種類の魚もほとんどが成魚になっており、とても大きくそだてられております。
中には成魚になっているものをそのまま、水槽にいれているものもいますが、幼魚から成魚まで育てられている魚も多くいます。

しかし、家庭で飼育していると幼魚から成魚にかけて成長はしていきますが、なかなか、大きく育てられなくて、どうしたら大きく育てられるか考えたことはありませんか？

海水魚を大きく育てるためには、簡単な方法は水族館並みの大きな水槽を用意すればいいことですが、一般家庭では管理も大変で、金額的にも無理があります。
それでは大型魚の幼魚を飼育しても家庭水槽では本来の大きさまで育てることは不可能でしょうか？
1m以上にも成長する魚は本来の大きさまで育てるのは難しいですが、1m以下の大型魚であれば何とか成長させることができます。

しかし、大型魚の幼魚を120cm水槽で複数飼育していては大きくなる魚も大きくなりません。
大型魚の幼魚を貫禄がある大きさまで育てるにはまず、最低でも１２０ｃｍ水槽の奥行６０ｃｍ高さ６０ｃｍの水槽は用意してください。
このサイズは最低条件です。

理想は１８０ｃｍ水槽で奥行９０ｃｍ高さ６０ｃｍ水槽が理想ですが設置する際に床面補強などをしないといけないため、最低でも１２０水槽の用意をしましょう。

水槽が大きいものであっても魚を大きく育てるためには絶対に単独飼育を行ってください。
幼魚の内は複数飼育でと飼育される方が良くいらっしゃいますが、こういう方たちの多くは最後まで結局は複数飼育をして大きく育てることができなくなってしまいます。
また、幼魚を小さ目の水槽で大きくなるまで育てて、大きくなるにつれて水槽を大きくしていくといわれる方が良くいますが、この方法は意外と大変です。
小さい内は魚を移動させることも簡単ですが、大きく成長するにつれて、魚自体の重さも重くなり、胃からも強くなりますので中々、移動が難しくなり、魚自体にも傷をつけてしまいます。

最初から大きい水槽で幼魚から育てると最初は寂しい水槽に思えますが、成長と共に貫禄も出てきますので最初から大き目の水槽で飼育をしましょう。
また、大型魚を大きくするには海水魚の場合は餌も大きく左右されます。
淡水魚の場合は基本的に生き餌なども身近に売っていましたので簡単に与えることができました。
しかし、海水魚ではなかなか近くで生き餌をそろえることもできないため、人工餌に頼ってしまいます。
人口餌の場合は消化も早く病気になる可能性も少ないので優れてはいますが、生き餌のように栄養分を含んでいる餌は少なく特に、大型魚の専用フードというものが海水魚にはありません。

ですので、最初は小エビなどで慣らしてからアサリ貝などの生き餌と併用して色々と人工餌も含めて与えてあげましょう。
餌のやり過ぎには注意ですが、大きく育てるためには不可欠です。
水を小まめにかえるなどの工夫をして上手に大型魚を育ててみましょう。

⇒おすすめアクアリウム用品通販サイト
⇒海水魚の臭い対策！お部屋が生臭い時にやる事！