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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

レモンブダイの飼育

海水魚の中では色々と変わったことをする魚たちが多くいます。
カエルアンコウのように釣竿のように頭付近で擬似餌に似せたものを揺らして小魚をおびき寄せたりして捕食したり、中にはタコなのに魚の形に変身したりして泳いだりする魚がいます。
また、ブダイの仲間も面白い特徴があります。
そのブダイの種類の中でレモンブダイの飼育について記載させていただきます。

レモンブダイは緑色の体色で腹部分にオレンジっぽい色があり、オオモンハゲブダイとよく似ております。
色彩が少し違うのでオオモンハゲブダイとの区別はすぐに付きますが、飼育はオオモンハゲブダイより少し難易度は高いです。

この難易度が少し高い理由はレモンブダイは最初の餌付けが中々うまくできない点が多いからです。
見た目はオオモンハゲブダイと似たような形で同じように飼育していると良いように感じますが、オオモンハゲブダイよりも食が細いのか、デリケートなのかわかりませんが、なかなか最初に餌を食べさせるのが難しい魚です。
一般的にはサンゴ類をボリボリ食べる魚ですが、貝やカニなどの甲殻類も良く食べますので、最初の餌付けはアサリ貝を割ってひらいた状態で与えると食べてくれることが多いです。
また、イサザアミやモエビなども良く食べてくれますので水槽に慣れるまでは生き餌を中心に与えると良いでしょう。

オオモンハゲブダイと同様でレモンブダイも水槽内に慣れてくると一定の場所で寝るようになります。
ブダイの仲間の多くで変わった特徴があり、眠るとき位は外敵から身を守るために自分の体の周囲を口から粘液を出して膜を張りからだの周りを覆います。
膜で覆ったあとに眠りにつき、起きるときはその粘液を口で吸いこむように食べてから起きていきます。
レモンブダイもこのようにして寝る特徴を持っております。

レモンブダイや、オオモンハゲブダイ、イロブダイの3種類は海水魚ショップでも比較的入荷が多い種類ですので手に入り易いですので飼育をしてみるととても面白いですよ。

またレモンブダイは水槽に慣れて餌付いてしまうと乾燥餌にも慣れてきます。
ここまで慣れてしまうととても飼育しやすい魚です。
水温も23℃から28℃と幅広く対応でき、病気になることも少なくて強い魚です。
基本的にはサンゴを自然下では主食としていますのでカルシウム不足には注意が必要です。
人工餌を与える時にもクリルなどを中心に色々な種類を与えるようにして栄養バランスを考えて与えることで長期飼育が可能となります。


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