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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

ナミダクロハギの飼育

海水魚の中には性格が荒い魚やおとなしい魚と人間同様で色々な種類の魚たちが自然の海では泳いでいます。
海水魚の中では基本的に体が大きい魚が優雅に泳いで他の魚から危害を加えられたりすることが少ないですが、中には体が小さくてもとても攻撃的に強い魚がいます。
基本的にハギ類の仲間は性格が荒い魚が多くて有名ですが、そのハギ類の仲間の中でもナミダクロハギという魚がいます。
今回はこのナミダクロハギという海水魚について記載いたします。

ナミダクロハギですが、比較的にどこのショップでもコンスタントに入荷されており、手に入り易い魚です。
また、とても丈夫で、幼魚から成魚にかけての成長段階がとても早いため初心者の方にも飼育を十分に楽しめます。
海水魚の中では一番飼育しやすい魚かもしれません。
特に海水魚ではスズメダイ類を最初の水槽でスタートフィッシュにされる方が多いですが、もし、スズメダイ類をスタートフィッシュにしてしまっているようでしたら、ナミダクロハギの飼育は止めておいた方がいいでしょう。
スズメダイがナミダクロハギに殺されてしまいます。

ナミダクロハギはとても丈夫ですので飼育はし易い種類ですが性格が荒いため混泳には向いていません。
ですので単独飼育が適しております。
ですのでスタートフィッシュにも最初からナミダクロハギを入れられても大丈夫です。
但し、きちんと事前準備をしている水槽に限ります。
手を抜いた準備では魚を殺してしまうことになってしまいますので。
水槽の立ち上げは手を抜かずきちんと行ってください。
そうすればスタートフィッシュに使用しても丈夫な魚ですので安心して飼育が可能です。

ナミダクロハギは基本的には混泳には向いていませんが、どうしても混泳をしたい方は次のようにしてみてください。
まず、水槽は大型水槽が必須です。
120cm、奥行60cm以上の水槽は必要です。
この大型水槽にライブロックで複雑にレイアウトを組んでいってください。
なるべく大型魚が隠れれるようにレイアウトしましょう。
そして、まずはナミダクロハギより大きいサイズの大型ヤッコ、ベラ類、ブダイ類の魚を水槽内で慣れるまで飼育してください。
大型水槽の環境に大型魚たちが慣れてきたらナミダクロハギを入れてみましょう。
ナミダクロハギは新入りには攻撃していく傾向がありますが、古くから
いる大型魚には向かっていきません。
稀にきが強くて向かっていくものもいますが、大型魚相手であれば問題なく飼育が可能です。
そのうちおとなしくなっていくでしょう。

混泳時の注意は絶対に同種やニザダイの仲間を混泳魚に選んではいけません。
永遠にケンカして、お互いにボロボロになってしまいますので必ず、他の大型魚と混泳を行ってください。
基本的には単独飼育をお勧めします。


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