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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

大型ヤッコの混泳

海水魚は数えきれないぐらい世界中に多く生息しております。
その海水魚の中で飼育されている魚で最も多い魚はヤッコ類です。
ヤッコ類ではとても色鮮やかで小型の魚もいますが、逆に大型魚もとても多くいます。
海水魚ファンのかたたちの多くの方々は大型ヤッコの混泳を夢見ているかたが多くいらっしゃると思います。
オオガタヤッコの混泳を頭のなかで描いてみるととても興奮してきますよね。
しかし、大型ヤッコの混泳には沢山の課題があり、大型ヤッコの混泳を上手にするためにはどうすれば良いでしょう。

まず大型ヤッコの多くは海水魚ショップで販売されているのは幼魚が中心です。
成魚になっているものも販売されていることもありますが、値段のケタが幼魚に比べると1ケタ多くなる種類もいますので大型ヤッコの購入は幼魚からの飼育になる方が多いと思います。

大型ヤッコの混泳は最初から成魚ばかりを混泳させるのはとても難しいです。
何故かというと、多くの大型ヤッコ類はテリトリーを決めていますので、新しい水槽に投入されると縄張り争いから始まってしまいます。
しかし、水槽内の広さはどれだけ大型水槽を設置しても自然の海ではありませんので魚たちにすればとても狭くなります。

そして水槽内での縄張り争いが一段落ついたと思っても再度違う魚同士での縄張り争いが発生していきます。
大型ヤッコを成魚から大型ヤッコ類同士の混泳を成功させるためにはやはり、幼魚時代から年数を重ねて飼育していくことが、将来的には大型ヤッコの混泳水槽が仕上がるでしょう。
また、大型ヤッコ同士で幼魚から飼育するにしても、性格がおとなしい魚から水槽に入れていくようにしましょう。
例えばキングエンゼル、クイーンエンゼル、ワヌケヤッコ、サザナミヤッコの4匹を混泳させたいと思います。
これら全部幼魚から新しい水槽で飼育する際の投入する順番でキングエンゼルを1番に入れると大失敗です。
キングエンゼルはとても性格が荒いため水槽内で戦争が起こってしまいます。

この場合はまずはワヌケヤッコから投入して次にクイーンエンゼルを投入してサザナミヤッコを投入、そして最後にキングエンゼルを投入します。
この4匹を入れるタイミングですが、同時期に4匹いれては意味がありません。
最初に1匹入れてあとは1週間ごとに1匹ずつ増やしていくようにしましょう。
1週間で飼育環境に概ね慣れてきますので1週間ごとにずらして水槽に投入していきましょう。

大型ヤッコの成魚の混泳水槽ができるまで幼魚からだと年数もかかりますが飼育環境は基本的に水温は25℃で飼育をし、幼魚を水槽内に入れている時のレイアウトは成魚になった時のことを考えてレイアウトを組みましょう。

水槽サイズも幼魚からの飼育でも水槽サイズはなるべく大型水槽を用意してください。

大型ヤッコの混泳は誰もが憧れることですので是非挑戦してみてください。


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