海水魚の飼育を始めたくて色々と道具も揃えてから何の飼育をしようか迷っている方は、まず、自分の水槽の大きさで飼育できる魚の数を考えてから購入の検討をしましょう。
初心者の方では60cm水槽か90cm水槽を選んでいる方が多いですが、小型水槽での海水魚の飼育は初心者では結構難しくてメンテナンスも頻繁に行わなければいけません。
ですが、初心者の方では多くの方が60cm、90cm水槽を選ばれていますので60cm、90cm水槽で初心者向けの海水魚をご紹介します。
まずは、海水魚の定番ともなっていますがコバルトスズメダイ、デバスズメダイ、キイロスズメダイなどのスズメダイの種類です。
60cm水槽でも15匹から20匹までぐらいは飼育できます。
あまり数を増やすとアンモニアや亜硝酸が増えていきバクテリアでは処理できずに海水が汚染されて死んでいきますので注意しましょう。
60cmではスズメダイを色々な種類でミックスにして飼育している方が多くいらっしゃいます。
60cm水槽では一番理想の飼い方です。
90cmでは50匹ぐらいまでは何とか飼育できますが30匹ぐらいに抑えておく方が無難でしょう。
スズメダイの他には小型のベラの種類の魚が比較的安くて色鮮やかなものが多くておすすめです。
後は、ハゼ科の魚も小型が多いので飼育もし易く、動きを見ていても飽きません。
また、少し高級なスズメダイで珍しくてとても綺麗なジュエルダムセルといったスズメダイを小型水槽で1匹飼いをするのもお勧めです。
基本的にスズメダイの種類は水質変化に強くて飼い易いため初心者にはオススメです。
同じスズメダイの種類でアニメで人気になった「ニモ」のモデルとなっているカクレクマノミも飼育しやすいのでオススメです。
但し、カクレクマノミを飼育するにあたって、イソギンチャクを同時に飼育することは初心者にはオススメできません。
イソギンチャクの飼育は海水魚飼育の上級者が飼育していても難しいものです。
また初心者のかたでよくおられるのですが、チョウチョウウオを飼いたがる方も多くいらっしゃいます。
チョウチョウウオは最上級者向けの海水魚です。
ショップでは比較的安価で売られていますが、デリケートな魚でありとても飼育が難しいため初心者が絶対に手をだしてはいけない海水魚です。
チョウチョウウオやヤッコ類は非常に綺麗で魅力がありますが、海水魚の飼育初心者はまずはスズメダイやベラ、ハゼなどの小型で飼いやすい海水魚で飼育経験を1年以上積んでから他の種類に挑戦してみましょう。
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