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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

ライブロックの準備

海水魚を飼育していく上でライブロックを入れたほうがバクテリアの定着もよく、魚の隠れ家になったりして魚が安心するのでオススメですが、ライブロックを海水魚ショップなどで購入してからすぐに家の水槽に入れてはいけません。

最悪の場合魚が全滅してしまう可能性もあります。
その海水魚ショップがトリートメント済といっているのであればすぐに水槽にいれてもいいですが、それでも念のために1日~7日はトリートメントしましょう。

このライブロックですがなぜトリートメントが必要かというとライブロックに寄生虫が付いていたり、病気の原因となる菌が付いていたりします。
ですのでこのまま、もし水槽にいれてしまうと水槽内の魚が病気してしまう可能性があるからです。

それに、トリートメントをしながら、ライブロックにもバクテリアを定着させていきます。

バクテリアを定着させていくことで水質がよくなり、水槽内も環境がよくなります。

トリートメントの方法ですが、トリートメント済のライブロックの場合は軽く水で洗い流してから、水槽内と同じ比重の海水を作りその中にライブロックを浸け込んでエアーレーションをします。
この状態を1~7日間行えば水槽に入れていただいても安全です。

トリートメント中にメタハラや蛍光灯の照明をライブロックに充てているとバクテリアの定着がよくなり、とても効果があがります。

次にトリートメントをしていないライブロックのトリートメント方法です。

まずライブロックをタワシなどで綺麗に磨いて洗い流します。
そして洗い流したライブロックを1晩真水に浸けておきます。
1晩真水に浸けたら再度洗い流します。
洗い流したライブロックはライブロックを入れる予定の水槽の海水と同じ比重の海水を作りその海水に浸け込んでおきます。

このときにエアーレーションを多くすることをオススメします。
ライブロックにバクテリアを定着させるために多くの酸素を入れてあげることが重要です。
あとはメタハラなどの照明があれば尚いいですが、照明はなくても問題はありません。

1ヶ月ほどライブロックを海水に浸け込んでおきます。
この間に海水は蒸発しますので定期的に水を追加してあげてください。
1ヶ月間エアーを送りながら照明を充てているとバクテリアが定着しますので水槽内に入れることができます。
海水魚の飼育の基本は何でも慌てて入れてはいけないということを覚えておきましょう。

ライブロックを水槽にいれてからはコケが生えてきたりしますが汚れてきたり、コケが生えすぎたりしたら適宜に荒い流すようにしましょう。
ライブロックはバクテリアが定着していると色が紫っぽく変ってくることがありますが、異変でも何でもなく、紫っぽくなってきたときはとてもライブロックの状態が良い状態ですので安心していただいて大丈夫です。
海水魚中を飼育していく中でライブロックの色の変化を見ていくとライブロックも1つ1つが生きていると実感できると思います。


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