海水魚の飼育をするために飼育用品を揃えたら実際に海水魚を飼育する準備に取り掛かりましょう。
まずは、水槽を設置して、濾過をセットします。
あとクーラーやヒーターなどを設置しますが、ヒーターの設置場所に注意してください。
水槽の種類にもよりますが上部式フィルターの水槽を設置された場合はヒータに必ずヒーターカバーを取り付けてください。
ヒーターが稼動中に魚がヒータに当たると火傷してしまい、綺麗な海水魚が台無しになってしまいます。
オーバーフロー式タイプの水槽を使用するかたはヒーターは水槽内ではなく濾過槽に入れることをオススメします。
濾過槽に入れる場合でもサーモスタットは水槽内に入れて温度管理をするようにしましょう。
水槽、用品などを設置したら次は砂利です。
砂利は敷く敷かないはどちらでもいいです。
敷かないほうが掃除がしやすいなどメリットもありますが、敷いた場合はバクテリアが定着しやすくなり、見た目も綺麗です。
海水魚で使用する砂利は粒子が細かい砂がオススメです。
海水魚用として販売されていますのですぐに分かると思います。
砂利を敷いたあとは、ライブロックを数個置きます。
このライブロックも置いても置かなくてもいいですが、ライブロックを置いた場合のほうがバクテリアの定着がよく海水魚の隠れ家になったり、安心するためライブロックを入れてたほうが海水魚のためにはよいです。
そして、いよいよ水槽に水を貯めていきます。
この水の貯め方ですが、直接人工海水の素となる塩を水槽に必要分入れてから水を貯めるのも良いですが、中々、塩が水に溶けにくくなるためにバケツなどで何回か必要な塩の量をみずで溶かしてから水槽に投入していく方法が水の中でよく塩が溶けますので簡単に海水が出来上がります。
このときに砂利を水槽にしいているかたは水を入れるときに砂利がバラけないように砂利が入っていた袋などを水槽内に被せてから直接砂利に当たらないように水を入れていくようにしましょう。
海水が出来上がったらいよいよ、濾過槽を作動させてクーラーやヒーター、殺菌灯などを作動させましょう。
1時間ぐらい回してから水槽内の海水の比重を測ります。
1.019から1.027が自然の海の比重ですが、多くの海水魚ショップでは1.023が比重の基準として言われる場合が多いようです。
比重が1.019から1.027の間にあるかの確認をしましょう。
比重が1.019~1.027の間に入っていれば第一段階の準備は完了です。
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