海水魚では初心者向けにスズメダイの種類が多く飼育されていますが、映画のニモで有名になったカクレクマノミもスズメダイの仲間にあたります。
カクレクマノミはクマノミの中でも小型種ですがオレンジ色の体をベースに白いバンドが入っておりとても綺麗な海水魚です。
カクレクマノミの性格はスズメダイの種類と同じで活発に良く泳ぎまわるのでおとなしい魚との混泳には向いていませんが、多くの種類の海水魚との混泳が可能です。
カクレクマノミは良く、イソギンチャクの中で暮らしているイメージがありますが、カクレクマノミの飼育ではイソギンチャクは必ず必要ではありません。
むしろ、イソギンチャクが無い方が簡単に飼育ができますのでイソギンチャクは不要です。
カクレクマノミはスズメダイ同様にライブロックの隙間に隠れて寝ますのでライブロックを多く組んで入れてあげると安定した飼育が望めます。
また、海水魚ショップではカクレクマノミの販売が映画のニモで一時期は人気が出て中々手に入りにくくなっていた時もありましたが、最近ではブリードのカクレクマノミも多く販売されるようになってきましたので比較的に安価で入手がしやすくなってきております。
カクレクマノミの種類も色々いますが、どれも飼育方法は共通しております。
水温の変化にもスズメダイ類ですのでコバルトスズメダイやデバスズメダイ同様に強くてとても飼いやすい魚です。
また、サンゴ水槽にワンポイントとしてカクレクマノミを入れているかたも多くいらっしゃいます。
カクレクマノミは飼育下でも繁殖が容易にできますので初心者の方にもカクレクマノミは繁殖の入門種でお勧めできる魚です。
カクレクマノミの成魚を5匹程度一緒に水槽で飼育しているとペアリングができますのでペアー行動を確認できたら産卵が近くはじまりますのでペアー以外の魚は他の水槽に移してあげましょう。
カクレクマノミが産卵をしたら、できるだけ綺麗な海水を多く卵に送ってあげないといけませんので水替えを小まめに少しずつの量をしてあげましょう。
稚魚が産まれたら餌は冷凍ブラインシュリンプを与えてあげると良くたべますので量は少なめに回数を多く与えてください。
また、カクレクマノミは産卵後に孵化した場合は稚魚を食べてしまうこともありますので孵化したら稚魚を隔離して別水槽で飼育してあげましょう。
ブラインシュリンプで充分飼育が可能ですので大きくなるにつれて人口餌に切り替えていきましょう。
餌は何でも食べてくれますのでとても飼育がしやすい海水魚で綺麗な模様でもあり、初心者には特にお勧めできる海水魚です。
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