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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

ハナビラクマノミの飼育

海水魚の中で今では誰でも知っているカクレクマノミという海水魚がいます。
昔映画で流行ったファインティングニモのニモがカクレクマノミです。
この映画のお陰でカクレクマノミの人気が急上昇しました。
しかし、クマノミの種類はカクレクマノミだけではありません。
カクレクマノミはニモで話題にはなりましたがクマノミにはカクレクマノミ以外にも何種類ものクマノミの種類が生存しております。
そのクマノミの仲間ですが、ハナビラクマノミについて記載させていただきます。

ハナビラクマノミは淡い赤っぽい色をしており、背筋とエラ蓋辺りに白いラインが入っています。
このハナビラクマノミそっくりのクマノミでセジロクマノミというクマノミがいます。
パッと見た感じ同じ種類に見えますが、ハナビラクマノミとセジロクマノミには大きな違いが2つあります。
まず一つ目は見た目です。
良く見るとセジロクマノミはハナビラクマノミにあるえらぶたの白ラインがありません。
あまり意識してみていないと気付かないです。

もう一つは、性質の違いです。
セジロクマノミは基本的にハタゴイソギンチャクと共生しておりますが、ハナビラクマノミは宿主への依存度が高く、他のイソギンチャクとは矯正しません。
基本的にクマノミの種類の中では臆病な性格です。

ハナビラクマノミは基本的にはイソギンチャクが無くても飼育ができます。
ハナビラクマノミ1種類だけの飼育だとあまり気にしなくていいですが、他の種類と混泳させる場合は必ず、沢山の隠れ家ができるようにライブロックの配置を考えてレイアウトをくんであげましょう。
とても臆病な性格ですので隠れ家が必須です。
また混泳させる場合はスズメダイ類のみで行った方が無難です。
ハナビラクマノミは自分より大きな魚を見るとなかなか水槽内で泳いでくれませんので、病気にもなり易く、餌も食べなくなってしまうこともあります。

基本的には丈夫ですので混泳魚にさえ気を付けておくと長期飼育もできますし、綺麗な魚ですので、とてもお勧めの海水魚です。

また、餌は何でも結構食べてくれますので人工餌で充分です。
飼育環境もクマノミの仲間ですので小さいため、60cm水槽でも充分飼育ができます。
また、おとなしい性格のためサンゴ水槽での飼育にも向いている魚です。
基本的にはクマノミの種類はペアで行動しますので水槽内でペアーらしい2匹を見つけた時は別水槽を立ち上げてブリードにも挑戦できます。
ハナビラクマノミは水温も23℃から28℃ぐらいまでの間では飼育が可能ですのでとても飼育がしやすいため初心者の方にもお勧めの海水魚です。


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