海水魚はとても色鮮やかで多くの種類がいますが、多くの海水魚では幼魚から成魚にかけて色や模様が変化する魚が多くいます。
ヤッコ類では幼魚時期の模様がどのヤッコも似たような模様と色で区別がつきにくいです。
しかし、海水魚のなかではもようではなく色が全く違う色に変わる魚もいます。
アトランティックブルータンという海水魚です。
このアトランティックブルータンは幼魚が綺麗な黄色で海水魚飼育されたばかりの初心者の方はキイロハギなどの黄色い魚と間違えるかたも多くいらっしゃいますが、形が少し違い色もアトランティックブルータンの方がヤマブキイロっぽいので見分けがつきます。
このアトランティックブルータンは幼魚の時が黄色くて綺麗ですが、成長するにつれて色が変わっていきます。
どんどん青味がかってきて成魚になるととても綺麗な水色になります。
このアトランティックブルータンは幼魚が海水魚ショップで販売されていることが多くあり、成魚の入荷は少なめです。
ですので、多くの方々は幼魚から飼育されることが多いでしょう。
このアトランティックブルータンは基本的には強い魚で飼育がし易いですので初心者の方でも簡単に飼育が可能です。
タンクメイトに気を使うこともなくおとなしい性格ですので混泳も問題なくできます。
また、飼育環境ですが、基本的には25℃が理想です。
しかし、環境変化にも比較的強い魚ですので23℃から28℃の中で設定されていると大丈夫です。
また、水質ですがPhが下がるといくら強い海水魚の種類であっても弱っていきますので水質管理には注意しておいてください。
アトランティックブルータンは複数飼育も可能ですので群れを水槽内で作ってあげることもできます。
この場合はとても餌付きやすいので複数飼育をすると安定した長期飼育が見込めると思います。
キイロハギのように黄色い群れも綺麗ですが、黄色1色で終わってしまいます。
アトランティックブルータンの場合は幼魚の時が黄色い群れで成魚になるととても綺麗な水色の群れも見ることができます。
このアトランティックブルータンは成魚のサイズは平均して20cm程度になりますので大型水槽で飼育しましょう。
水槽が小さすぎると本来のサイズまで成長せずに途中でとまってしまいますので、本来の発色が見れなくなってしまいます。
海水魚の種類で群れで行動する海水魚はたくさんいますが、幼魚のときと成魚の時で違う色で群がる魚はあまりいませんので、アトランティックブルータンの群れをご家庭水槽で作られてはどうでしょう。
群れでなくても単独飼育でもとても魅力がある海水魚ですので初心者の方にもお勧めです。
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