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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

チンアナゴの飼育

海水魚の中では不思議な魚が数え切れないぐらい多く生息しております。
よく水族館でみれる光景ですが、大き目の水槽で砂地が厚めにしいてあり、水中には何も泳がせていない水槽があります。
この水槽の砂地あたりを見てみると何本も棒のようなものがユラユラと揺れて砂地からたっています。
チンアナゴの水槽です。
チンアナゴは別名はガーデンイールとして記載されていることもありますが、チンアナゴとニシキチンアナゴと2種類おります。
上層部に魚を泳がせていると砂に潜ったままで中々顔を出さなくなりますのでチンアナゴは他種との混泳には向きません。
同種同士ですと何匹でも可能です。

自然の海では何百匹もの群れで生活しているため気持ちが悪いぐらい海底から顔を出している姿を見ることができます。
この自然界のような群れを家庭でも再現することは可能です。
飼育環境ですが、できるだけ大きめの水槽を用意してあげたほうが、数多くチンアナゴを飼育できます。
60cm水槽だと飼育は不可能ではありませんが水質の汚染などを考慮すると3匹から5匹までが限界です。
90cmですと10匹から15匹ぐらいで120cm(奥行き60cmの場合)水槽になると15匹から30匹までは飼育が可能です。

それ以上の水槽を用意できる方はそれだけ多くのチンアナゴの飼育はできますが、チンアナゴの飼育をするには底砂を厚めに敷かないといけませんので水槽全体の重量がとても重くなりますので床下の補強には注意が必要です。
水槽に敷く底砂の理想は15cmから20cmが理想です。
海水の水温ですが、23℃~25℃で設定しておくと長期飼育が可能です。
またチンアナゴは病気には強いため比較的飼育しやすい魚です。
よくインターネットなどで飼育が難しい魚といっている方もおられますが、他種との混泳さえしなければ簡単に飼育できる魚です。
餌も人工の粒餌を食べますので浮遊性ではなく沈下性の人工餌を与えるようにしましょう。

チンアナゴは病気には強いですが、水温の変化には弱い面がありますので夏場の高水温と冬場の低水温にはならないように水槽用ヒーターと水槽用クーラーは最低限取り付けておきましょう。
殺菌灯はあってもなくてもどちらでも良いと思いますが、チンアナゴの水槽は主に砂の中で生活するために、定期的に砂を耕す感じで混ぜてからチンアナゴの糞や異物をネットなどで除去してあげる必要があります。
砂を綺麗にしておかないと、病気に強いチンアナゴでも皮膚病にかかってしまいますので砂は清潔にしてあげましょう。

また濾過を強化することで水質低下を防げますのでプロテインスキマーなどを濾過と併用してお使いになることをオススメします。


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