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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

アカククリの飼育

海水魚の飼育をしていると色々な種類の海水魚と出会います。
また、海水魚の飼育を始めてから水族館へいくと今まで流して見ていた魚も念入りに見てしまうことが多くなっていくと思います。
水族館をみていると大型魚が多く飼育されていますが、海水魚ショップでも実はこの大型魚が販売されております。
大型魚といっても成魚ではなく幼魚ですが、海水魚の初心者の方は大型魚と知らず買ってしまい飼育後、後悔してしまうことも多くあります。
海水魚の多くは幼魚と成魚が全く違った模様であったり、形がちがったりしている種類も多くいますので必ずショップの方に聞いてから買うようにしましょう。

大型魚の中でも比較的多くのショップで見かけるアカククリという海水魚について記載させていただきます。
アカククリという海水魚は幼魚の時から上下にヒレが伸びており体高がとても高いのが特徴です。
幼魚の時は体長より体高の方が高くとてもユニークな形をしており、黒色の体に縁取りをするかのように赤色で縁が色づいています。
幼魚を見ると綺麗とはいいませんが不思議な形と色合いで魅力を感じてしまい、つい飼育したくなる海水魚です。
しかし、このアカククリは驚くほど成長も早く、とても大きくなる海水魚です。

体長は40cmほどぐらいの成魚が多いですが、稀に50cm60cmとなる成魚もいます。

これぐらいの大きさなら通常120cm水槽で飼育ができるであろうと思いがちですが、アカククリは体長だけではなく、体高もとても長くなります。
体高は基本的に体長より大きくなりますので飼育する場合は幼魚の間は問題ありませんが、成魚に近づくにつれて、水槽の深さがあるものでないと飼育ができません。
最低でも180cm水槽の高さが60cm奥行90cmの水槽が必要です。
高さと奥行がないと、ストレスはもちろんですが、水槽内での往復ができなくなります。
アカククリをショップで購入する際に成魚の大きさを聞いただけでは40cmぐらいと聞いて飼育できるとつい思って簡単に購入する方が多い魚となっております。

アカククリの飼育は大型水槽の準備ができることを前提に考えてから幼魚から飼育をおこなってください。
アカククリの飼育自体は難しいものでもなく。
水温も23℃から25℃程度でしいくできますし、餌も雑食で何でもよく食べてくれます。
混泳は基本的に大型魚のため、あまり、他の魚を入れると泳ぐスペースが狭くなるためお勧めはできません。
混泳ができるスペースの超大型水槽が容易できる方は別ですが一般家庭では難しいでしょう。

混泳をするのであればホンソメワケベラという小型のベラを何匹か入れておくとよいでしょう。
ホンソメワケベラはアカククリをクーリングしてくれるため自然界でも一緒に泳いでいることが多いです。
水槽内でも混泳させてやることでアカククリも落ち着くと思います。
大型魚ですが飼育しているととても魅力がある海水魚ですので是非挑戦して頂きたい海水魚です。


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