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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

ヒゲハギの飼育

海水魚には色々な魚がいます。
海水魚と一言でいうと普段食卓に並ぶサンマやサバなども海水魚ですが、好んで飼育している方は滅多にいないでしょう。
カワハギも食べたらおいしい魚で有名ですが、カワハギを飼育している方はあまりいないでしょう。
しかし、カワハギの種類であれば別です。
海水魚の飼育でヤッコ、スズメダイ、ベラ、フグ、と後はカワハギの仲間が多くの海水魚ファンの方が飼育されております。

カワハギの仲間でもとても特徴があるヒゲハギについて記載いたします。

ヒゲハギですが、読んで字のごとくカワハギに髭が生えたような魚です。
全身まばらにヒゲがはえており、とても特徴があり面白い魚です。

ヒゲハギは体中のアチコチにヒゲが生えているため、多種と混泳してしまうとヒゲを突かれることが多くあり、ヒゲハギがストレスになり病気になって死んでしまうことが多くあります。
基本的には単独飼育で飼育された方が長期飼育ができると思われます。
ヒゲハギカワハギの中では基本的に丈夫な部類に入りますが、とてもデリケートな魚ということもあり、混泳をするとあまり泳いでもらえません。
海水魚のなかで基本的にカワハギの仲間とフグの仲間は性格が荒いものが多いのですが、ヒゲハギは真逆でとてもおとなしい魚です。

飼育環境ですが、ヒゲハギは高水温、低水温と極端な温度差に弱いため23℃から25℃をキープしましょう。
どちらかというと高温に弱いため夏場の水温管理には水槽用クーラーは必須アイテムです。
ヒゲハギは基本的には丈夫な魚ですので、餌食いもよく、人工餌にも良く慣れる魚です。
しかし、カワハギの仲間の共通点である食が細いという性質があるため、小まめに餌を与えなければ痩せてしまい病気になります。
カワハギの仲間は白点病にかかり易いため、病気には注意して万が一白点病などの病気にかかった場合でも即座に対応で居るように治療用水槽h必ず準備しておきましょう。

飼育する水槽の大きさはヒゲハギ自体が30cm近くまで大きくなることもありますのでヒゲハギの飼育は最低でも90cm水槽で飼育してあげましょう。
海水魚のすべてに共通して言えることですが、海水魚の飼育で珍しい魚や綺麗で目立つ魚は単独飼育をして大切に育て上げる方が綺麗に丈夫に育ちますのでお勧めです。
特にヒゲハギは大きくなるにつれて髭も増えてきますので楽しみながら成長を見守っていける海水魚です。

ヒゲハギは入荷数が少ないですが、日本の海にも生息しているため飼育のチャンスがあるようでしたら是非チャレンジしてみてください。
とても可愛くておすすめの海水魚です。


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