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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

サンゴを飼育するための環境条件

サンゴ礁を自然の海で見たことがある方はわかると思いますが言葉では表現できないぐらいとても綺麗です。
サンゴは綺麗な海水でしか生きることができないためサンゴが生息しているところは透明度も高くてとても綺麗な海です。
また、サンゴ礁があるところには色鮮やかな海水魚たちも多く生息しており、とても綺麗です。

自然の海のように綺麗なサンゴを自宅の水槽で現代では飼育が可能です。
しかし、年々温暖化や環境汚染のためにサンゴの生息数は激減しており、今ではサンゴ礁の最大の敵とも言われている猛毒を持つオニヒトデの異常発生にも悩まされている状況です。
ですので、もし、サンゴ水槽を始める方は安易に始めるのではなく貴重なサンゴを水槽内で大切に最後まで飼育してあげてください。

このサンゴを飼育するためには海水魚以上にいくつかの条件がございます。
まずは水質です。
サンゴはアンモニアや亜硝酸、硝酸塩の濃度の許容範囲が海水魚より狭いです。
基本は硝酸塩は40mg/?以下を厳守し、できれば10mg/?以下に抑えてあげるようにしましょう。
テスターは簡易のものが市販されていますので簡易のテスターで充分です。
基本的にテスターで数値を超えていなければ水替えは不要だが、基本的には2週間に1度は最低でも水槽の3分の1から2分の1は水替えを行うようにしましょう。

次に水温です。
サンゴは水温にはとても敏感です。
水温の変化は自然の海では急激には起きないため水槽内では水温はなるべく一定に保つ必要があります。
理想は25℃ですが、28℃ぐらいまでであれば設定は可能です。
基本は、コロコロと水温を変えないことがポイントです。
また、真夏には水槽用クーラーが無いと水温が30度以上にも達する場合もありますので必ず水槽用クーラーは設置しておきましょう。
水槽用クーラーが高くて手に届かないので水槽に冷却ファンを付けて水温の上昇を防ぐ方がいますが、サンゴの場合は水槽用クーラーが準備できないのであれば飼育は諦めることをお勧めします。
水槽用冷却ファンだと真夏日で水温は抑えられても28℃から30℃間を維持できればいい方です。
これではサンゴが正常に育てることは難しいです。
もし、水温に乗り越えられたとしても冷却ファンを使用すると、水槽の飼育水の海水が蒸発しますので塩分濃度が変わってくるので小まめな水足しなどの作業が必要になります。

後は、サンゴの飼育に必要なものといえば1日最低でも10時間ぐらいの強い光を充ててあげることが必要です。
照明はメタハラが理想です。
ワット数は水槽の大きさにより違ってきますので大きさに合ったものを取り付けましょう。
あとは水流を好むサンゴも多くいますので水流ポンプは付けてあげておきましょう。
飼育するサンゴによって水流を調整してあげると良いでしょう。


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