menu

海水魚の飼育法-初心者の飼い方

プテラポゴンを増やしてみましょう

海水魚では色々な種類の魚たちがいますが、最近では家庭の水槽内でも繁殖の成功をされている方が多くいらっしゃいます。
繁殖に成功している種類のなかでプテラポゴンという海水魚の繁殖を多くの方々が成功されています。
プテラポゴンは正式名称はプテラポゴン・カウデルニィという名称でテンジクダイ科の海水魚です。

プテラポゴンは基本的に良く餌も食べて、飼育環境にとても慣れやすく、他の魚との混泳も簡単にできる魚で人気も高い海水魚です。

飼育環境ですが水温は25℃前後で水槽のサイズはプテラポゴンだけで飼育する場合は60cm水槽でも充分可能です。
基本的にはスズメダイ同様にとても飼育難易度が簡単な海水魚になります。
このプテラポゴンを家庭の水槽で繁殖させるためには、まずはペアリングを作らなければいけません。
このペアーを選ぶのは飼育者ではなく魚たちです。
それにプテラポゴンは外見でオスメスを選ぶのはとても難しく、海水魚の飼育上級者でも区別がつきません。
ですので、プテラポゴンのペアリングを作るためには数匹の群れで飼育します。

群れで飼育していると自然にペアリングができてきます。
水槽内をみていると明らかにペアーだという行動をとりますので海水魚飼育初心者の方でも見分けがつくと思います。

プテラポゴンはプテラポゴンだけで水槽内を飼育しているのであればペアーを隔離する必要はありません。
また、繁殖を狙うために飼育をしているのでしたらプテラポゴンだけで水槽内で飼育してください。
ペアリング行動が確認されてしばらくすると、オスが卵を口の中に頬張るのですぐに分かります。

オスが口の中に卵を頬張るのを確認できたら、絶対に隔離はしないでください。
卵を加えているオスを驚かせると口から吐き出してしまいます。
一度吐き出した卵は再度口に入れることは絶対にありませんので注意してください。
プテラポゴンはオスが口の中で孵化するまで卵を守り育てます。
凡そ2週間から3週間で孵化しますのでそれまでは絶対に水槽に刺激を与えてはいけません。
孵化を確認すると水槽内で泳ぎだすこともありますが、孵化した子供を親がそのまま食べてしまうことも多いのでオスの口をよく観察しておきましょう。
時々口をあけますのでその時に黒いヒレがオスの口の中で見れたら孵化していますので確認が取れたら網などでオスをすくい、別水槽の中でオスの口を開けて指などで稚魚を取り出してください。

稚魚は隔離して親とは別に飼育します。
稚魚を親から取り出したら親は元の水槽に戻してあげましょう。
稚魚の餌はブラインシュリンプや冷凍ブラインシュリンプで小まめに与えてください。

成長も早く簡単に育てることが可能ですので挑戦してください。


おすすめアクアリウム用品通販サイト
海水魚の臭い対策!お部屋が生臭い時にやる事!


関連記事

Top