menu

海水魚の飼育法-初心者の飼い方

白点病予防には淡水浴を試してみよう

淡水魚でも海水魚でも白点病は付き物です。
しかし、淡水魚の白点病と海水魚の白点病とでは病原菌が全く別物です、病原菌は別物ですが、白点病の症状は淡水魚と海水魚共に同じ症状です。
白点病は初期段階から発見できると簡単に治癒しますが、なかなか、初期段階で発見するには飼育年数を積んでいないと発見しにくいものです。
白点病の多くが魚の体に白い点が多く出てきてから発覚する方が多く、この場合は末期症状ですので助かる確率はかなり低いです。
淡水魚の場合は多くの治療薬が販売されていますが、海水魚では治療薬はでておらず、淡水魚の物を薄めて使用などしていたり、銅イオンで治療したりしますが、なかなか、末期症状からの完治は難しいものです。

この海水魚の白点病の治療では薬品を薄めて利用するほか銅イオンが中心ですが淡水浴という治療方法もあります。
海水魚の白点病の菌は淡水では生きていけませんので海水魚を淡水浴させることで、白点病の原因となる菌を消滅させることができます。
しかし、淡水浴はただ単に、海水魚を淡水に泳がせるだけでは海水魚が死んでしまうだけですので次のことをしなければいけません。

まずは淡水のカルキを抜いておくことです。
カルキ抜きを入れてもらって大丈夫です。
そして、海水魚の水槽の水温と同等にすること。
水温が違うとショック死してしまうことがあります。
次にもっとも重要なことが、phを海水魚の水槽と淡水浴用の水のphを必ずあわせることです・

Phですが海水の場合は、ほとんどの場合が7.8から8.2の間です多くの場合は8.0と思います。
海水が8.0であれば淡水側も8.0に合わせる必要があります。
淡水の場合は6.0から7.0の間の場合がほとんどです。
この海水よりphが低い淡水を8.0にするためにはどのようにすれば良いでしょう。
一番簡単な方法を紹介します。
サンゴ砂を淡水側に多めに入れます。
そうすればサンゴ砂の石灰質のお陰で淡水側もphは8.0になります。
微調整は淡水を足したりサンゴ砂を足したりして調整してください。

淡水側のphと水温の準備が整えば白点病にかかっている魚の体力を見ながら淡水浴させます。
基本的にphが同じですのでショック死になることもなく治療ができると思います。

淡水浴の時間ですが、基本的には魚がどれぐらい体力があるかで変わりますが平均的な時間は30秒から1分を目安にして淡水浴をさせてください。
淡水浴をさせると白点が少なくなっていると思います。
白点病の治療には薬もいいですが、こういった淡水浴なども有効的ですので白点病で悩まれている方は挑戦して見下さい。


おすすめアクアリウム用品通販サイト
海水魚の臭い対策!お部屋が生臭い時にやる事!


関連記事

Top