熱帯魚の飼育をしている方で海水魚に移行しようとお考えの方や海水魚の飼育に興味を持たれている方の多くの方は海水魚の飼育を始める前に悩まれているかもしれません。
中でも水換えの方法やどの程度で水変えを行っていいのかなどが不明で迷っておられる方が多くいらっしゃるでしょう。
海水魚を長期飼育していく上で欠かすことができないのが定期的な飼育水の水変えです。
淡水魚の場合は水温の極端な変化がなければ基本的には水道水を直接入れても問題がなく簡単にできました。
しかし、海水魚の場合は違います。
海水魚の場合は水換えは塩水が飼育水ですので、飼育水の比重を計らなければいけません。
水換え時は水槽内の水が水槽を設置した当初より水が蒸発しているため、設置した当初と同じ水位になるまで真水を入れましょう。
同じ水位になったら念のため海水の比重を計測します。
おそらく、設置したときに近い比重となっているはずです。
この時の比重を基本として、飼育水の水替えを水槽の3分の1程度交換します。
この時の飼育水の交換方法ですが、まずは、水槽の3分の1程度抜きます。
そして、季節によって方法が若干変ります。
真夏ですと、水道の水温は暖かいのでそのまま使用します。
冬場は水道水は非常に冷たいため、お湯などを混ぜてから水槽内に入れます。
季節により水温が微妙に違うと思いますが、基本的には25℃を基準に考えてください。
まず海水を作るときには25Lサイズぐらいのバケツを使用して海水を作ります。
海水はバケツなどをりようして静かに水槽内にいれていきます。
このときに水槽内に水を入れる前にバケツの海水の比重を計測しておきましょう。
比重が今残っている水槽内の比重と同じであれば飼育水としてバケツで水槽内に入れられます。
海水はバケツで作るのは基本的には面倒ですが、適当に作ると必ず後から後悔してしまうと思います。
よく、人工海水を作るときに塩の量何Kに対して水何リットルとか記載されておりますが、人工海水の素のめーかーにより塩と水の割合が微妙に違うため面倒でも必ずバケツなどのほかの道具を利用してから人工海水を作ることをお勧めいたします。
また人工海水を入れ替えした日は濾過フィルターや砂利の清掃や交換は避けてください。
水槽内のバクテリアが極端に低下しますので飼育している魚に対してストレスを与えてしまいます。
また濾過材や砂利の交換や清掃をしたときも水換えは絶対に行わないようにしましょう。
この場合もバクテリアが減少されていきます。
海水魚の水変えのタイミングは定期的にPhを計測してから7.8を下回った場合に水変えを行えばいいでしょう。
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