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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

ハコフグの飼育

海水魚の中でもユーモアがある表情でとても可愛い魚がフグの仲間に多くいますが、フグの仲間でもハコフグは一段と愛嬌があり、飼育しているととても楽しい魚です。

ハコフグの仲間にはたくさん種類がいます。
普通のハコフグ、ミナミハコフグ、ウミスズメ、コンゴウフグ、ラクダハコフグ、クロハコフグなどなどとても多くの種類がいます。
このハコフグ達はどれも個性的なフグですが今回は一般的なノーマルのハコフグについて記載させていただきます。

ハコフグの飼育では白点病にまずは注意しないといけません。
ハコフグは基本的にストレスに弱くてすぐに白点病にかかる魚です。
また水温の変化にも弱いです。
ハコフグを触ったらお分かりいただけますがハコフグの体は堅いハコで守られています。
体は堅いですが、決して丈夫な魚ではありません。

ハコフグの特徴は幼魚でビー玉サイズの時は体に黒いドット柄が付いています。
ミナミハコフグなどは体が綺麗なキイロに黒のドット柄が付きますのでとても綺麗に見えます。

ハコフグの成長は飼育下ではとても遅くゆっくりと成長していきます。
自然界では30cmから40cm程まで成長しますが、飼育下では平均すると10cmから15cmのものが多いようです。

ハコフグの餌ですが、釣具やで釣り餌として販売されている青虫などの虫を与えてやると素麺のように吸い込んでいきます。
ハコフグはオチョコ口ですので青虫やゴカイを食べる姿はとても可愛いですよ。
また、貝の剥き身なども喜んで食べます。

どの海水魚も同じことが言えますが、活き餌ばかり与えていると餌代が馬鹿にならないために、人工餌を中心に与えれるように餌付かせるようにしていきます。

ハコフグは単独飼育がベストですが、ハコフグ同士での混泳も可能です。
ハコフグはあまり攻撃的ではありませんのでハコフグ以外のおとなしい魚とだと混泳ができないこともありません。

しかし、ハコフグの混泳は監視が必要です。
ハコフグ同士の複数飼育の場合はあまり影響が出ないですが、他の魚と混泳させた場合はハコフグに対して攻撃してきたり、ハコフグがストレスを感じたら、ハコフグの体から毒を出し始めます。
この毒が出始めると魚は死んでしまいます。
ハコフグが少し元気がない時とかも毒が出ている可能性がありますので単独で水槽内で隔離してあげる必要があります。
ハコフグ同士での飼育でもどくを 出した場合は例えハコフグであっても最悪の場合は死んでしまいます。

ハコフグの飼育では最初から混泳させる分にはいいですが、単独飼育後から混泳させると病気になるか最悪死んでしまいますので飼育の際は細心の注意が必要です。


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