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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

キイロベラの飼育

海水魚を飼育しているとライブロックや飾り珊瑚などで水槽内のレイアウトに凝っている方が多くいらっしゃいます。
飼育水槽のレイアウトがうまくできて満足していたら、水槽のガラス面に白っぽい小さな虫のようなものが、一面についてしまったという経験はありませんか?この白っぽい小さな虫はヒラムシといって多くの海水魚を飼育されている方々が悩まされています。
よくヨコエビと間違われる方も多くいらっしゃいますが、ヨコエビと違いヒラムシは飼育水槽には害になります。

このヒラムシは寄生虫ですので魚や貝や珊瑚に寄生する習性があります。
また雑食性ですが肉食傾向が強いために貝や魚、珊瑚まで食べられてしまいます。
飼育している海水魚に寄生してしまうと、傷口から菌が入って病気の原因となる場合もあります。

この厄介なヒラムシを食べてくれるクリーナフィッシュが海水魚には多くいます。
代表的な魚はマンダリンフィッシュ(別名:ニシキテグリ)がいますが、キイロベラという小型のベラで別名:コガネキュウセンベラとも言いますが、体全体が綺麗なキイロのベラがいます。

このキイロベラ(別名:コガネキュウセンベラ)はマンダリンフィッシュ同様にヒラムシを食べてくれるクリーナーフィッシュとして有名な魚です。
このヒラムシを食べてくれる海水魚は海水魚を飼育している方は多くの方が飼育しているため海水魚ショップでもとても人気がある魚となっておりますが、意外とキイロベラがマンダリンフィッシュと同じ働きをする魚ということを知らない方が多くいらっしゃいます。

このキイロベラの飼育方法ですがとても丈夫な魚ですので初心者の方でもオススメできる魚です。
飼育水温は23℃から25℃ぐらいをキープさせて、水質の変化にも意外と強いため神経質になることはありません。
キイロベラの特徴は、砂に潜る習性があります。

ですので、飼育水槽の底砂には粒子が細かい砂を厚めに敷いてあげると良いかと思われます。
必ずしも底砂がいるとは限りませんが、海水魚のストレス軽減にもなりますので、できるだけ魚の習性を重視したレイアウトを作るようにしましょう。

キイロベラの混泳ですが、基本的にキイロベラは温厚な魚であり、どの魚とも相性が合います。
ベラの種類の魚はよく、同種同士で争うと言われますが、キイロベラはキイロベラ同士で複数飼育しても他のベラと混泳させても全然争うこともなく飼育することができます。
ヤッコ類やチョウチョウウオとの混泳もできますが、キイロベラ自体が小さいため大型魚でキイロベラが口に入ってしまうタイプとの魚との混泳は避けておいたほうが無難かもしれません。

キイロベラは色も綺麗ですので飼育水槽に入れるととても綺麗な水槽に仕上がります。
黄色い魚は目立つため小型種でもとても綺麗に見えますのでオススメの魚です。


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