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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

クロスズメダイの飼育

海水魚の仲間で最も多く飼育されている種類でもあるスズメダイの仲間ですが、コバルトスズメやデバスズメやミスジスズメなど他にも沢山の種類がいますが、どのスズメダイも色鮮やかで水槽内を綺麗に見せてくれる魚の代表種です。

そのスズメダイの仲間でクロスズメダイというスズメダイの仲間がいます。

コバルトスズメやデバスズメ同様に2~3cmぐらいのサイズが多く海水魚ショップで販売されておりますが、クロスズメダイは最大で10cm以上に成長するスズメダイの仲間でもあり、幼魚の時と成魚では色が全然違う色になります。

クロスズメダイは幼魚の時は背中付近に黄色い色が入り、体は白銀色でとても綺麗な色をしております。
クロスズメダイと聞いて名前だけで見ると黒色とイメージをしてしまうと思いますが、クロスズメダイは幼魚の時には派手な色で成長と共に名前の通り、黒色になっていき成魚になると真っ黒になります。
幼魚は黄色が入っておりとても綺麗ですのでコバルトや、デバスズメと一緒に購入して群れで飼育する方もいますが、クロスズメダイは成長が早いため、色鮮やかなスズメダイの群れが黒色で染まっていきますので、スズメダイ同士での混泳をされる方は、クロスズメダイは10㎝近くになり、黒くなるということを頭にいれてから混泳させる数を考慮しておきましょう。

正直、見た目は幼魚の時はとても綺麗ですが、成魚になると色鮮やかな魚であったとは思えないほど黒くなり、クロスズメダイの群れで飼育していると黒い魚の群れが将来的にはできてしまうことになります。
しかし、クロスズメダイも成魚になると地味ではありますが、貫禄がでてきて、かっこいい魚ですので、1匹から3匹程度をデバスズメやコバルトスズメなどと一緒に飼育していれば、成長してからも、観賞には差し支えなく綺麗な水槽を観賞できることでしょう。

クロスズメダイは他のコバルトスズメダイやデバスズメダイと同様に強い魚ですので病気にもなりにくく、室内の風通しが良い部屋に水槽を設置すると水槽用クーラーは不要で飼育も可能です。
海水魚の中でもスズメダイの仲間は冬場のヒーターは必要ですが、夏場の水槽用クーラーが不要で飼育ができますので初心者の方には最もお勧めの海水魚の種類となっており、お値段も手頃で入荷数も多いため人気があります。

海水魚の飼育は淡水魚に比べると難しい点がたくさんありますが、スズメダイの種類はあまり、神経質にならなくても飼育ができますので海水魚の飼育をお考えの方には是非お勧めの海水魚です。
クロスズメダイを幼魚から成魚までの成長を水槽内で楽しんで観察してみてください。


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