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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

ヤッコ類の飼育方法

海水魚の飼育をしていくなかで、最初はほとんどの方がスズメダイなど比較的安価で綺麗で丈夫な魚を選びますが最終的にはヤッコ類の購入をしてみたくなるでしょう。

このヤッコ類には多くの種類がいます。

タテジマヤッコやアデヤッコ(ブルーフェイス)、イナズマヤッコにキングエンゼルやクイーンエンゼルとまだまだ多くのヤッコ類の海水魚がいます。

どのヤッコもとても魅力的です。

できるようであればヤッコ類を同じ水槽で全ての種類を入れてみたいものです。

しかし、ヤッコ類は意外と気難しく相性が合う、合わないがあり、混泳の組み合わせが難しい魚です。

ヤッコ類で混泳は同じ魚同士では高確率でケンカしてしまいます。

ヤッコ類でとても魅力的で存在感があるキングエンゼルというヤッコがいますがキングエンゼル同士を水槽に入れるとペアリングでない限りケンカしてしまいます。

あとヤッコ同士でも違う種類のヤッコの混泳は魚の投入する順番が重要です。

ヤッコ類の魚は縄張り意識が強いため最初に入れた魚が気性が荒ければ次に入れる魚に必ず攻撃的になります。

キングエンゼルやタテジマキンチャクダイなどのヤッコは気性が荒いために一番最後に投入することをお勧めします。

お勧めのヤッコの組み合わせですが120cm水槽での飼育を想定した場合は、ロクセンヤッコやサザナミヤッコとワヌケヤッコを最初に投入します。

そして、クイーンエンゼルやアズファーを入れて最後にキングエンゼルやタテジマキンチャクダイを入れます。

生き物なので100パーセントとは言い切れませんが、この順番で魚を徐々に増やしていくと比較的高確率で混泳を成功させることができます。

120cm水槽は最近では120cm×45cm×45cmのサイズが多く出回っているみたいですが、普通120cm水槽といえば120cm×60cm×45cmが一般的なサイズです。

海水魚の飼育でヤッコを飼育したいのであれば奥行60cmの水槽は準備しましょう。

あまり狭い環境で飼育していると縄張り争いで傷ついたり、ストレスで病気になって死んでしまう場合もありますので注意しましょう。

ヤッコの飼育の楽しみ方は最初から成魚を購入して混泳させて見るだけの楽しみ方もいいですが、多くの種類のヤッコは幼魚と成魚で模様が違います。

幼魚かは殆どのヤッコが似たような色をしています。

藍色っぽい濃い青系と白の線が入った模様が多いです。

ヤッコ類は幼魚から120cm水槽で飼育すると成長段階で模様の変化が見れてとても面白いです。

ヤッコは幼魚のうちから混泳して飼育しておくと成魚になってから争うこともなく飼育することができます。

しかし、海水魚は淡水魚と違い水槽で飼育していると成長が遅いです。

淡水の場合は餌が乾燥エビや赤虫など与えておけばいいですが、海水魚の場合はどうしても人口餌だけになってしまうので成長が遅くなってしまうことがあります。

しかし、ゆっくりと成長を楽しみながらヤッコの飼育ができますので長期的に飼育をしたい方には幼魚からの購入をお勧めします。


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