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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

クマノミの飼育

クマノミといえば映画で人気が出たファインティングニモで出てきたカクレクマノミのイメージが強く根付いています。
しかし、クマノミといえばカクレクマノミではなく10cmほどの黒っぽい色に白いラインが2本入ったクマノミという魚をさします。
このクマノミですがクマノミの仲間はものすごく沢山います。
カクレクマノミは良く知られていますが、ハナビラクマノミやセジロクマノミ、スパインチークに、ハマクマノミ、トウアカクマノミなど様々なクマノミの仲間がまだまだいます。

これらのクマノミはすべてイソギンチャクに入ることが大好きです。
なぜイソギンチャクに入るかというとイソギンチャクの多くには毒を持っていますので、その毒で自分自身を守るためにイソギンチャクの中に入るのが大好きなのです。
基本的にはクマノミ=イソギンチャクとイメージがついてしまっていることもあり、海水魚ショップでクマノミの仲間を買うとイソギンチャクもセットで買われる方が多くいらっしゃいます。
しかし、クマノミはイソギンチャクがいなくても育てられますし、必ずイソギンチャクが必要かといえばイソギンチャクは不要です。

水槽内でイソギンチャクとクマノミを一緒に飼育している方はわかると思いますが、イソギンチャクが夜に移動していることが多くあり、ポンプに巻き込まれそうになったり、あるいは巻き込まれたりした方もいらっしゃると思います。
クマノミの仲間はしいくは簡単ですが、イソギンチャクの飼育はとても難しく、下手に飼うとイソギンチャクがポンプに巻き込まれて死んでしまうことが多くあります。
また、ポンプに巻き込まれると飼育している海水は汚れていき、水替えをしなければ酸欠になり水槽内は全滅する可能性もあります。

どのクマノミにも同じことが言えます。
基本的にはイソギンチャクとは一緒に飼育はせず。
クマノミの種類同士で飼育するのが一番です。

また、クマノミの種類はイソギンチャクが無くてもライブロックの間などに上手に隠れますのでイソギンチャクが無くてもストレスにはなることは無いようです。
クマノミの種類同士での飼育は基本的には大丈夫ですが、スパインチークだけは攻撃的な性格をしているため、中々、同種同士での混泳も難しいようです。

一部を除いては混泳はし易いクマノミの種類ですが、飼育もし易い魚です。
白点病にもかかりにくい魚で、水温の幅も広く設定できますのでとても丈夫です。

クマノミはあまり大きくはなりませんが、90cm水槽以上の用意をしてあげましょう。
60cm水槽でも見た目は綺麗でコンパクトに治まりますが、60cm水槽ではクマノミにとっては小さすぎます海水魚の多くはストレスにとても弱い魚ですのでなるべく大きな水槽で飼育してあげましょう。


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