海水魚は世界で沢山いますが、中でもとても面白い形をしている生き物がいます。
タツノオトシゴもドラゴンのような形で珍しいですが、オイランヨウジウオというトゲウオ目ヨウジウオ科の魚がいます。
オイランヨウジウオはウオと名前が付きますが見た目は魚には見えません。
シマシマ模様の棒切れみたいなのが泳いでいるような感じに見えます。
このオイランヨウジウオですが、砂地やサンゴ周辺を良く泳いでおり、イサザアミなど小さなエビや魚などを餌にしております。
ヨウジウオの種類はとても面白くてタツノオトシゴ同様でオスの腹部に卵が産みつけられます。
そしてオスが卵を守り、子育てをしていきます。
一般の海水魚を飼育している方は卵を持っているからメスと思いがちですが、オイランヨウジウオはタツのオトシゴ同様に卵を持っているのはオスの方です。
またオイランヨウジウオは細長い棒状のような生き物ですが意外と綺麗な模様で水槽内で泳いでいても目立ちます。
普段泳ぐスピードも遅いですが、ゆっくりと優雅に泳いでいる姿を見ていると、とても癒されます。
オイランヨウジウオは基本的にはイサザアミやプランクトンを餌にしていますが、飼育下ではなかなか、餌の確保が難しいです。
しかし、根気よく人口餌を与え続けることで餌付いてくれることもあります。
オイランヨウジウオの飼育環境は高水温にはあまり強いほうではありませんので、夏場の水槽用クーラーは必須アイテムとなります。
また、低水温にも強くありませんのでヒーターが必要にもなってきます。
理想の水温は23℃~25℃がオイランヨウジウオの飼育環境では理想です。
オイランヨウジウオは泳ぐスピードが遅くて、とてもおとなしいですので混泳は向きません。
強いて混泳をするのであればタツノオトシゴがヨウジウオの多種とですと、相性も良く混泳が可能です。
基本的にはあまり広範囲では泳ぎませんので水槽は小さくても飼育できます。
しかし、水質に敏感な面がありますのである程度の大きさと深さが必要です。
また、オイランヨウジウオはタツのオトシゴ同様でペアーで購入した場合は、繁殖も手軽にできますので繁殖をさせてみたい方にはお勧めです。
また、サンゴ水槽での飼育も可能です。
サンゴ水槽のなかでもサンゴには悪戯することもなくとても綺麗に泳いでくれます。
よく、デバスズメダイやコバルトスズメダイなどの小型魚と混泳させている方がいますが、決してお勧めできる組み合わせではありません。
スズメダイ類は攻撃的な魚ですので注意が必要です。
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