海水魚を飼育していくと珊瑚を水槽に入れたいと思うようになってきます。
最初は珊瑚には興味がない人もいますが、海水魚の飼育経験が長くなるほど珊瑚も育てたくなってきます。
この珊瑚ですが、上手に育てていくと、物凄く綺麗です。
しかし、珊瑚が死んでしまうと飼育水が汚れて珊瑚が白化してしまい、汚い水槽になってしまいます。
珊瑚を上手に育てるためには、まずはメタハラの準備です。
珊瑚のほとんどの種類では光を多く好みます。
中には光があまりいらない珊瑚もいますが、綺麗な珊瑚はメタハラが必須アイテムです。
水槽の大きさによって光量が変ってきますが、水槽サイズは珊瑚であれば60cm水槽から初めて良いでしょう。
但し、魚と一緒に飼うには条件が変ってきます。
珊瑚の飼育で必須アイテムは水槽クーラーです。
メタハラを使用するため少しゆとりを持ったクーラーを設置することをオススメします。
珊瑚は極端な高温低温には弱いので必ずクーラーは必要になります。
後は最も重要なカルシウムリアクターです。
カルシウムリアクターは海水魚の飼育では不要ですが珊瑚の飼育では準備しておいたほうが良いでしょう。
珊瑚を飼育していく上で自然の海には潮の流れがあるように水槽内でも再現してあげる必要があります。
その潮の流れを作るための水流ポンプを用意する必要があります。
水流ポンプについては水流の強弱、水流不要の珊瑚がいますので設置場所には工夫しましょう。
珊瑚を飼育していくためには珊瑚用の餌もあります。
液体状の物で水槽に規定量を投入するだけのものが販売されております。
珊瑚の飼育では水変えを小まめにすることが長期飼育のコツでもあります。
珊瑚と魚は別々に飼育するほうが管理もし易くオススメですが、どうしても珊瑚と海水魚を一緒に飼育したいと思う方は珊瑚に害がない魚のみを入れるようにして飼育しましょう。
ヤッコ類は珊瑚をつつきまわしてから珊瑚にダメージを与えていきます。
あとは、珊瑚を餌にして食べていく海水魚もいます。
ベラの中間に多いです。
ブダイなどでオオモンハゲブダイは珊瑚を餌にしており、糞は珊瑚が粉々になった白い砂をだしております。
チョウチョウウオも珊瑚を食べてしまう種類のチョウチョウウオもいます。
珊瑚と一緒に飼育できる魚はスズメダイの種類かハゼ類が一番珊瑚に害がなくてオススメの種類です。
珊瑚は世界的にも温暖化の影響もあり、少なくなってきていますので珊瑚を飼育する際には大切に飼育するようにしましょう。
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