menu

海水魚の飼育法-初心者の飼い方

カラッパの飼育

海水魚の飼育をされている方で魚をメインに飼育している方や珊瑚をメインに飼育されている方がいらっしゃると思います。
後者の珊瑚水槽の場合はシュリンプやヤドカリなども一緒に飼育されている方も多いでしょう。
しかし、海水の生物では甲殻類もたくさんいます。
ウミガメなどは天然記念物で飼育は不可能ですが、甲殻類ではカニの仲間が飼育が可能です。
カニの飼育といえば小学生ぐらいのときにサワガニの飼育をしていた方がいるくらいで海水のカニを飼育している方は少ないでしょう。

海水のカニの種類は沢山いますが、その沢山のカニの種類の中でとても不思議なカラッパというカニの種類の飼育方法を記載させていただきます。

カラッパですがカラッパの仲間も沢山います。
トラフカラッパにマルソデカラッパやメガネカラッパなどです。
このカラッパの種類はたいへん面白くて可愛い形をしております。
例えるとガンダムに出てきそうな感じの形でモビルスーツを着ているカニみたいにみえます。

カラッパの主食は貝ですが、貝は貝でも巻貝を好んで食べます。
カラッパの爪が普通のカニと違った形をしており、巻貝の身が取れやすいような爪となっております。

カラッパ自体の形が全体的に丸めでハサミを前にもってくると上から見ると饅頭のような形に見えることもあります。
カラッパの飼育環境ですが、高温に非常に弱い特徴があります。
水温は20℃から23℃の間で設定してから飼育すると長期飼育が可能です。

また、水質の変化にも弱いため水換えの時の海水の比重には注意が必要です。

カラッパは自然界でも砂に潜る習性があるため、水槽内はカラッパが潜れるように粒子が細かい厚手の砂を敷いておきましょう。

また、カラッパは脱皮を繰り返して大きく成長していきます。
脱皮後は殻が中々固くならないため、脱皮後は隔離しておいたほうが良いと思われます。

カラッパはカラッパ同士の混泳は基本的に難しくなりますが、できないことはありません。

カラッパ同士の混泳を希望する方は2匹飼いではなく複数買いのほうが、うまく同居させることができるでしょう。

他のカニとの混泳は相性があまりよくないためオススメはできません。

カラッパの単独飼育も観察していると面白いので単独飼育をするのも良いかもしれません。

カラッパの種類は人工餌も比較的食べますが、基本的には活き餌を与えておくと長期飼育が可能となっております。

カラッパは日本近海にも生息していますが、捕獲が難しいためあまり安くは出回らない種類です。


おすすめアクアリウム用品通販サイト
海水魚の臭い対策!お部屋が生臭い時にやる事!


関連記事

Top