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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

ミミックオクトパスの魅力

海水魚の飼育をしていると、タコなどが販売されていることもあります。
このタコも種類がとても多くて飼育をしている方も多くいらっしゃいます。

タコといえば生簀に泳いでいるイメージですが、タコは海の忍者とも言われており海中の色々な景色と同化して姿を消して天敵から隠れています。

この海の忍者といわれているタコですが、このタコの仲間で最も変身が上手なタコがいます。
ミミックオクトパスといいます。
小型のタコで足がとても長くてシマシマ模様が特徴です。
このミミックオクトパスですが、他のタコにはできない変身をすることができます。

自分より強そうな魚を見ると、ミノカサゴやシタビラメに変身をして自分の身を守ります。

一般的な普通のタコは岩の色や海藻に合わせて色を変えたりすることはありますが、魚に変身するタコはタコの種類の中でミミックオクトパスだけです。
このミミックオクトパスの変身したミノカサゴはダイビングをしていて出くわしてもタコとは分からないぐらい上手に変身します。
この変身をするミミックオクトパスが自分の家の水槽で飼育できるとしたらどうでしょう?飼いたくなりますよね?
昔はタコの飼育は難しいと言われていましたが最近は色々と水槽用クーラーなど装備も充実してきていますので簡単に家庭でも飼育することができます。

その飼育方法ですがタコの仲間は全体的に高温が苦手です。
20℃から23℃をキープするように水槽をセッティングしましょう。
また、ミミックオクトパスの飼育は水質の低下が早いためなるべく大型の濾過槽を準備しましょう。
餌は小魚や小エビなどの生き餌がベストですが、慣れれば乾燥エビも食べますので色々とローテションを考えて生き餌と交互に与えていくと良いです。
また、ミミックオクトパスは変身の名人ですが、水槽内の飼育では、自分より強い魚がいないと中々変身しない場合もありますが、絶対に水槽内での魚との混泳はしてはいけません。
自然界ではミミックオクトパスが変身をして逃げていきますので大丈夫ですが、水槽内では狭いため、いずれ食べられてしまいます。

また、ミミックオクトパスに危害を与えない魚を混泳してもミミックオクトパスに食べられてしまいますので混泳は絶対にしないようにしましょう。
ミミックオクトパスが飼育水槽に慣れてくると、天敵がいなくても色々と変身をするように自然になってきますのでミミックオクトパスの飼育は気長に構えてするといいと思います。

ミミックオクトパスは入荷も少なくてお値段も高めですので中々手に入りにくいですが、チャンスがあれば飼育にチャレンジしてみてください。
とても魅力があるタコです。


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