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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

オウムガイの飼育方法

海水魚ショップや海水魚通販ショップで稀にオウムガイが入荷されて販売されていることがあります。
オウムガイは水族館で飼育しているところもありますが、オウムガイは基本的に飼育下では寿命が短いため、あまり水族館でも飼育しているところがありません。

水槽で飼育する場合でも2年から3年生きればいい方ですね。
野生ですと20年ぐらいは生きるそうです。
このオウムガイを水槽で飼育するためには、まず、90cm以上の水槽を用意することが必要です。

後、濾過層は大き目サイズを用意した方がいいです。
オウムガイは野生では深海に住んでいます。
ですので夏場の極端な高温には弱いためクーラーが必要です。
設定温度は20℃~23℃がベストです。

オウムガイは貝と思われがちですが、実はタコの仲間です。
ですので餌は肉食傾向があり、小魚やエビを中心に食べます。
しかし、オウムガイが生息しているパラオ共和国などの海ではオウムガイ釣りをするときにチキンをぶら下げて釣っている光景を良く見かけます。

海の中には鶏はいませんが小魚よりもチキンの方が好んで食べているようです。
基本的には夜行性ですので夜になると活発に活動します。

水槽内で飼育しているとオウムガイは細い触角のような物を何十本も出してから水槽面にくっついてい昼間はじっとしております。
慣れてくると昼間でも動くようになってきますが、夜の方が活発に動き回ります。
慣れてくると餌を手に持ってから水槽にいれるとオウムガイから近寄ってくるためペット感覚で飼育できますのでとても愛着が出てきて可愛いですよ。

オウムガイの触角のような細い髭はタコの足と同じでくっ付きます。
オウムガイの場合は細いため肉眼では見えませんが、タコの仲間ですので目に見えないぐらいの小さな吸盤があります。
海水魚では犬、猫のように人になつく生体は数少ないですが、人になれる生体の中でもオウムガイはとても愛嬌のある動きをしますので飼育していて飽きがきませんのでお勧めです。

オウムガイを購入されようと思っている方は、オウムガイは他の海水魚との混泳はできませんのでオウムガイのために1つ水槽を準備しなければいけません。
オウムガイ同士であれば何匹でも混泳は可能です。
海水魚と混泳をしてしまうと小魚であればオウムガイに食べられてしまいますし、オウムガイより大きければオウムガイを突っついてオウムガイに
ストレスを与えてしまい、死んでしまいます。
オウムガイの飼育は魅力がありますので是非チャレンジをしてみましょう。


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