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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

アキレス・タンの飼育

海水魚では色々な種類がいます。
ヤッコ類やハギ類、スズメダイ類、ベラなどまだまだ多くいますが、ほとんどの海水魚の場合は同種同士では争う傾向が強くありますが、他種との混泳だと比較的混泳が可能な海水魚が多いです。
しかし、同種でも他種とでも混泳が難しい海水魚が数種類います。
中でも代表的なのがモンガラとアキレス・タンの2種類の海水魚です。
この2種類の海水魚は基本的には単独飼育が好ましい魚です。
まだそのほかにも肉食魚などは単独飼育が好ましいですが、同種だと肉食魚は比較的に混泳ができることも多いです。
しかし、モンガラとアキレス・タンは混泳は同種でも他種でも混泳は難しい海水魚です。

その中でも今回はアキレス・タンの飼育方法について記載させていただきます。

アキレス・タンは黒に近い深緑の体色に尾びれに赤の斑紋があるとても綺麗な海水魚です。
このアキレス・タンはハギ類ですが、尾びれのところにナイフ状の突起があります。
同種でも他種でも争う傾向がありますが、この争うときにこのナイフ状のものを利用して攻撃していきます。
このハギ類の仲間はみんなこのナイフ状の突起物を持っており、サージョンフィッシュとも言われています。
サージョンとは外科医のことです。
外科医がメスを持っているイメージからつけられた名前です。
まさにサージョンフィッシュが他の魚に体当たりするとメスで切ったように綺麗に傷がつけられています。

このアキレス・タンですが、基本的には単独飼育が好ましいですが、どうしても単独飼育では水槽内が寂しいです。
ですので他種との混泳に試みる方が多いですが、多くの方が混泳魚を犠牲にしてしまっていることが多いです。
基本的にハギ類はよく泳ぎ回りますので小型水槽ではストレスになり、まず混泳には向きません。
ハギ類を混泳するには大型水槽で混泳させましょう。
大型水槽にライブロックなどを多く入れて複雑に組み込んであげるとアキレス・タンも落ち着きますし、混泳している他種も落ち着きますので争うことが減ります。

アキレスタンの飼育環境ですが、基本的には単独飼育若しくは大型水槽での混泳で飼育水温は23℃から25℃ぐらいを目安に水槽用クーラーとヒーターで温度設定を行ってください。

また、アキレス・タンは非常に丈夫で強い海水魚ですので病気にはなりにくく飼育がしやすい魚です。
餌の与え方が少ないと痩せていきますので餌やりに注意しておくと良いでしょう。
アキレス・タンに限らずハギ類全体的に痩せやすい特性がありますのでハギ類の長期飼育のポイントは餌やりがポイントになってきます。


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