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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

水槽用クーラーのお手入れ

淡水魚の熱帯魚を飼育していた方は水槽用クーラーを使っている方はあまりいないと思いますが、海水魚の飼育では真夏には水槽用クーラーが必須アイテムとなっております。
この水槽用クーラーですが、家庭向けの水槽クーラでは60cm水槽から180cm水槽ぐらいまでのものが販売されております。
180cm以上のもありますが、家庭向けとは言えずどちらかというと生簀用のクーラーになります。
ここでは家庭向けの水槽用クーラーのお手入れ方法について記載したいと思います。

まず、水槽用クーラーとは簡単に言うと冷蔵庫のようなものです。
海水がポンプで送られてきますのでその水を冷やして水槽に戻してあげます。
水槽用クーラーにポンプは付いていないため、外部式フィルターや水中ポンプなどと併用して水槽用クーラーを利用します。
水槽用クーラーは60cm用や90cm用として販売されていますが、水槽用クーラーを設置する場合は水槽サイズよりワンランク上の水槽用クーラをを付けることをお勧めします。

理由は海水を冷やすためには結構な電力を使うため真夏の暑い日などで室内の温度が上がっている時は水槽用クーラーが本来の冷却効果をだすことができないためワンランク上のサイズを設置するようにしておきましょう。
水槽用クーラーがゆとりを持つと電気代も安くなります。
次に水槽用クーラーのお手入れ方法です。
まずは水槽用クーラーに外部式フィルターを接続している場合は外部式フィルターの掃除からしてください。
フィルターの掃除を終えたら水槽用クーラーを配管から取り外してホースなどを利用して水をINからOUTへ流します。

これだけで水垢や汚れが出てきます。
内部の掃除はこの程度で終了です。
次は水槽用クーラーのフィルターの掃除です。
フィルターは綺麗に水洗いをしてから乾かして取り付けてください。
フィルターを洗う時に冷却版のところもホコリが溜まっているため軽く掃除機などで取り除きます。
ホコリを取り除いて綺麗になったら再度配管をし直してください。

配管をするときにINとOUTを逆に接続しないように注意してください。

配管が終わったら水槽用クーラーの動作チェックです。
水槽用クーラーのINとOUTのところにコックが付いていますので水槽用クーラーの本体側に水が溜まっていることを確認してから両方のコックを閉めます。

そして水槽用クーラーの水温設定を最低温度に設定します。
ほとんどの水槽が最低水温が16℃~18℃と思いますので16℃ぐらいに設定します。
そしてクーラーを作動させるとクーラー内の水温が下がっていきます。
水温が下がれば正常に動いていますのでコックを開けて使用して頂けます。
水温が下がらない場合は冷却版が壊れている可能性があるので修理に出すようにしましょう。
壊れたままで使用しておくと水温上昇の原因にもなりますので水槽用クーラーは定期的にメンテナンスを行い大切に使用していきましょう。


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