海水魚の飼育で設置するライトでメタハラと蛍光灯がありますが、どのタイプがいいのでしょう。
メタハラにもワット数で光量が変ってきますがメタハラの場合は蛍光灯より強い光を出すことで知られております。
海水魚の飼育ではメタハラを使用するほうがいい場合と蛍光灯で充分の場合があります。
メタハラの使用が適しているものは海水魚ではなく珊瑚を中心に飼育している水槽が必要になってきます。
珊瑚の多くの種類ではとても強い光を好むものが多くて光合成で栄養を取っているものが多くいます。
珊瑚にも強い光が必要ですが、イソギンチャクなども同じでメタハラでの飼育が好ましいです。
またメタハラでの飼育を行うと生体にも良い影響が出ていますが、鑑賞する側からしても水槽内に強い光があたることにより美しく見えます。
メタハラは蛍光灯に比べるとワット数が高いために電気代が掛かることとワット数が高いと共に発熱も多くしますので飼育水の温度が上昇しやすいために水槽用クーラーは必須アイテムとなります。
海水魚の飼育では基本的にメタハラが綺麗に見えることもあり有効ですが、珊瑚やイソギンチャクをメインとしない水槽ではメタハラではなく蛍光灯で充分飼育が可能です。
珊瑚でもあまり光を好まない珊瑚も中にはいますのでそういった生体には蛍光灯で飼育しましょう。
蛍光灯はメタハラに比べると光量は劣りますが、発熱量がメタハラより少なくて水槽用のクーラーの作動時間が少なくなりますので電気代が安くて飼育が可能になります。
またメタハラに比べると蛍光灯の方がワット数が低い割には意外と明るいので観賞魚には蛍光灯で充分に飼育が可能で鑑賞も楽しめます。
また蛍光灯の中では水中蛍光灯というものもあります。
普通の蛍光灯を防水化されたケースの中に入れて吸盤で水槽内部のガラス面に固定して水中で使用するものです。
この水中蛍光灯はメタハラよりは光量は落ちますが、少量の珊瑚やイソギンチャクであれば水中蛍光灯の光で飼育することが可能です。
一般の蛍光灯に比べると水中から照射するために光量がつよくなりますので海水魚の飼育でも多く利用されております。
逆に深海魚の飼育でアンコウなどを飼育する場合は蛍光灯は不要です。
しかし、蛍光灯などの明かりがないと鑑賞ができないため暗めの蛍光灯が適しています。
一灯の蛍光灯で充分です。
海水魚の飼育ではメタハラのように強い光をあてた方が魚も綺麗に見えて鮮やかな水槽になりますが、工夫をすれば蛍光灯でも充分に綺麗に鑑賞できますので色々とレイアウトなどを考慮しながらアクアリウムを楽しみましょう。
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