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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

タツノオトシゴの飼育

海水魚ショップなどを見ているとタツノオトシゴが売られていることがあります。

このタツノオトシゴはどのように飼育していけばいいのでしょう。

飼育方法は結構難しい部類になります。
タツノオトシゴには多くの種類がいますが基本的には飼育方法は共通しています。
タツノオトシゴを飼育していく上でまずは水槽ですが、水槽は深さがあるものを用意しましょう。

深さが60cmぐらいあれば理想的ですが中々60cmの深さがある水槽は少ないので最低でも45cmの深さの水槽は用意しましょう。

タツノオトシゴは水質、水温に敏感です。
飼育する際には必ず海水の比重計、Ph測定器は最低限準備しておいてください。
アンモニア、亜硝酸を測定する試薬があれば尚良いです。

水温の変化にも敏感ですので18℃~23℃の間で水温をキープさせるように、水槽用クーラーとヒーターで調整するようにしましょう。

あとはタツノオトシゴを飼育していく上で必要な餌ですが、人工餌でも慣れれば食べてくれますが、中々慣れることが難しいのが現状です。
海水魚ショップで購入する前に与えている餌を聞いてから人工餌に餌付いているか確認をされたほうが無難です。

人工餌になれていないタツノオトシゴの場合ですと、活き餌を与えます。
イサザアミという小さなエビです。
ショップによっては取扱っているところもありますが、近所になければ通信販売での購入など方法があります。

イサザアミ以外ではブラインシュリンプです。
ブラインシュリンプは卵から海水で孵化させてから与えますので、卵を購入して、ブラインシュリンプ用のケースを用意して孵化させてください。
ブラインシュリンプは活きているものの方が食いつきがいいですが、最近では冷凍ブラインシュリンプなども売っていますので与えてみて食べているようであれば冷凍ブラインシュリンプでも大丈夫です。

基本的には餌は1種類だけで与えると栄養バランスを考えると好ましくないため活き餌を時々与えたり餌を変えていくことも長期飼育のポイントです。

タツノオトシゴは日本近海にも住んでいますが海外産の物やタツノオトシゴと全く形が違うヨウジウオなどがいますが、どれも基本的にはタツノオトシゴと飼育方法は同じです。

タツノオトシゴの種類でリーフィーシードラゴンというものがいますが、リーフィーシードラゴンは少しタツノオトシゴと飼育方法が違いますのでご注意ください。

リーフィーシードラゴンはまだまだ値段が高くて簡単には手に入ることができないので飼育方法は省略させていただきます。
今でも安いところでも100万近くしますので一般飼育には向いてはいませんね。

タツノオトシゴは水質の変化に注意をしてブラインシュリンプを主流に活き餌を与えていくことで長期飼育ができますので飼育を検討されている方はチャレンジして見ましょう。


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