海水魚にはとても綺麗な魚から地味だけど変わった魚が多くいます。
また、フグなどのように体内に毒を持っている魚やハコフグのように皮膚から毒を出す魚たちが沢山います。
また、魚の背びれに毒をもっているものもいて、誤って触れてしまうと大変なことになってしまいます。
今回はアイゴの種類の中でとても珍しいアンダマン・フォックスフェイスという背鰭に毒を持つ魚について書かせていただきます。
アイゴの種類で海水魚では多くいますが、観賞魚の代表種ではアイゴといえばヒフキアイゴが有名でとても綺麗で人気があります。
このヒフキアイゴですが、黄色い体に黒の斑紋がある魚と無い魚っがいますが、両方とも同じヒフキアイゴです。
人間に例えると髪の毛が黒色か白髪かみたいなもので同じヒフキアイゴです。
ヒフキアイゴは黄色いからだですがこの黄色い部分が白い魚がいます。
見た目はヒフキアイゴと同じ形をしており、色が白色がベースとなっており、上側が黒色になっています。
この魚はヒフキアイゴとは別でアンダマン・フォックスフェイスという名前の魚です。
アンダマン・フォックスフェイスはヒフキアイゴ同様で背鰭に猛毒を持っており、誤って触ってしまうと激痛に襲われて高熱で苦しむことになってしまいます。
人によってはアレルギーを持っている方もいますので最悪の場合死に至ることもあります。
アンダマン・フォックスフェイスはとても綺麗な白地の魚ですが、この手の魚は水槽内を良く泳ぎ回る特徴がありますので、水槽のメンテナンスをする際はトゲに手が触れないようにしなければいけません。
基本的には手を直接入れることは避けて柄がついているスポンジタワシなどで水槽のガラス面を磨くようにするなど工夫しましょう。
アンダマン・フォックスフェイスはヒフキアイゴ同様で群れで行動したりペアーで行動したりなど各個体で違いますが、基本的には同種の群れで泳いでいることが多く、水槽内でも複数飼育が可能です。
しかし、同種の複数飼育では数が2匹や3匹程度の少数だと、気が合わない者同士であれば争いが絶えなくなります。
基本的に複数飼育は5匹以上が理想です。
少数ですと争う傾向が高く見られます。
また、飼育環境はヒフキアイゴと同様で25℃が水温は理想です。
餌はエビ類の生き餌が大好物でとても良く食べます。
人工乾燥飼料も良く食べますので基本的には拒食の心配はないと思います。
もし人工餌の食いが悪い時は生き餌やイワシのすり身などで餌付かせてから人工飼料を混ぜて与えてみましょう。
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