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海水魚の飼育法-初心者の飼い方

ロックビューティーの飼育

海水魚では多くの方がコバルトスズメダイやデバスズメダイを中心として水槽内を群がらせてメインで1匹大型ヤッコなどの大型魚を飼育されている方が多くいらっしゃるとおもいます。
水槽内はスズメダイ類を入れることでメインタンクメイトがとても目立ちます。
スズメダイ類だけで飼育されてもとても綺麗な水槽ですが、海水魚の飼育に慣れてきた方はスズメダイ類の群れの中に1匹ヤッコ類を入れてみるととても水槽が綺麗に見えます。

ヤッコ類の多くは基本的には飼育しやすい魚が多いですが、今回はロックビューティーというヤッコ類で少し中級者向けの魚にはなりますが、飼育方法を記載させていただきます。
なぜ、ロックビューティーが中級者向けかといいますと、まずは無い井戸の高い魚ではどの魚でも言えますが、餌付けが難しいという点です。
ロックビューティは特に幼魚での入荷が多いため中々、餌を食べてくれないためせっかく飼育していても死なせてしまう方が多くいらっしゃいます。

ロックビューティーの特徴は何と言っても黄色い体に紺色が体の大半を塗りつぶしているところで地味なように見えますが、水槽内で泳がせるととても綺麗で目立ちます。
大きさは30cm弱まで成長しますので大きくなるにつれてとても貫禄が出てくる海水魚です。

このロックビューティーですが、幼魚の入荷が海水魚ショップでは多くて、成魚の入荷は滅多にありません。
ですので成魚より幼魚から飼育される方の方が多いと思います。

このロックビューティーの幼魚は成魚に比べるとまた、難易度が上がります。
餌付きにくい上に白点病にもなり易い傾向があります。
そして、薬浴には弱い傾向がありますので銅などを使う時も注意が必要です。

ロックビューティーの飼育環境ですが、幼魚の内は基本的にはおとなしい海水魚と混泳させることをお勧めします。
できるようでしたらようぎょの内は単独飼育の方が育てやすいかもしれません。
単独飼育で15cm程度まで育ててから混泳させるとうまくいけると思います。
まず、水温は基本的には25℃を基準にして水槽用クーラーとヒーターを利用して温度調整をしましょう。
また、殺菌灯を付けることで病気で悩むことが減ると思いますので殺菌灯も付けておきましょう。
あとは餌付けだけです。
餌付けは生き餌や冷凍ブラインシュリンプなどを利用してから根気よく人工乾燥飼料に慣れさせてあげてください。

ロックビューティーはヤッコの中では飼育難易度が高いですがとても魅力的な魚ですので是非挑戦してください。


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